Aクラスへの攻防戦 round1

2020年11月04日 | ナゴド観戦
11/3(火) 対DeNA22回戦
先発 ドラゴンズ=福谷 ベイスターズ=大貫 
中7-5横 勝=福谷 敗=大貫 S=祖父江


ゲームが始まった。スタメンメンバーがコールとともにベンチを飛び出して行く!
ライト 平田📣

センター 大島📣

レフト 武田📣

サード 高橋📣

ショート 京田📣

セカンド 阿部📣

ファースト マルティネス📣

キャッチャー 木下📣

ピッチャー 福谷📣

初回、両先発投手が3人であっさりと打ち取った。

2回、お互いランナーを許すも無得点。
ドラゴンズは高橋の右安打でチャンスを拡大するも、オーバーランのミスもありチャンスを潰した。





3回もお互い安打を1本ずつ許すも無得点。

4回にゲームが動いた。ベイスターズは4連打で1得点し、尚も1死満塁するも8番に投手を入れていたこともあり大貫は遊併殺打でチャンスを潰した。
その裏、ドラゴンズは先頭の阿部が右線安打で出塁し1死後、今日2安打目となる高橋が左中二塁打のタイムリーで同点に追いつく。



5回、ドラゴンズは打線の繋がりと相手のミスにより3得点した。

福谷は5.6回2イニング、安打を許すも抑えた。
6回裏、木下が当たり千金の左本塁打で追加点を挙げた。



7回表、ベイスターズは若手の活躍によりチャンスを作り1得点し福谷をマウンドから引きずり下ろした。バトンを受けた谷元であったが制球が定まらずチャンスを拡大させ、手痛い一打を浴び、この回2失点。一時は4点差をつけ終盤を向かえたが2点差となり2人のランナーを溜めた状況で一発のあるオースティン。球場のボルテージが上がる中、谷元はヒヤヒヤであったが空三振に切って取った。
裏の攻撃はこの回、ベイスターズのマウンドに上がった砂田にあっさり凡打し流れがベイスターズに傾きかけた。











8回表、ドラゴンズは37試合連続の不敗神話を築き上げた福がマウンドに上がったが、

やはり勢いはベイスターズ。1死後、代打中井の右線三塁打(平田の不味い守備もあり)され、今日スタメンに抜擢された1発のある若手、伊藤裕があわやと思わせる左越三塁打し3塁ベース到達後オーバーランを高橋がタッチしたが審判はセーフの判定としが、ここで与田監督がリクエストを要求した。
106ビジョンを見る限りではアウトにみえるが結果はセーフ…。ヤバいよヤバいよ💦
ついに得点差は1点となり、尚も1死3塁の大ピンチ…。粘られた森を何とか三邪飛球に打ち取ったところで又吉にスイッチした。攻守めまぐるしいゲームは手に汗握る展開となった。ベイスターズの代打攻勢は伊藤光だったが又吉が踏ん張った。






裏の攻撃、高橋に期待するも二ゴロに倒れ砂田を打ちあぐねていたところで、ベイスターズベンチを出た
ラミレス監督が審判に投手交代を告げた。
ここがこのゲームのターニングポイントになった様に思う。
前カードの阪神戦で終盤にことごとく追いつくゲームを演じてきたベイスターズは、このゲームでも終盤追い上げ流れは完全ベイスターズであった。
マウンドにはパットンが上がった。
出鼻を平田の中安打でくじき、続く打者は今日一軍に昇格した根尾が打席に入った。ドラゴンズファンの声援で沸き上がった。結果は当たり損ねの三ゴロとなったがランナーが2塁に
進塁したことが得点に結びつくかたちとなった。



この日本塁打を放っている木下がこの場面でもきっちり仕事をしてくれた。左安打し1得点。井領が遊内野安打でチャンス拡大させ、大島が最多安打よろしくこれまた遊安打で追加点し、7-4とした。



9回表、祖父江がマウンドに上がり勝負あったかに見えたが、先頭の梶谷に中安打を許したが、後続を連続三振とし、迎える打者は怖い怖いオースティンが右線二塁打しまたもや得点を追加され、ゲームはまだまだ分からなくなった。続く打者はこれまた怖い怖い怖いソト。一発同点の場面、ドラファンの悲鳴と共に高く舞い上がった大飛球がライトを襲うがフェンス手前で平田が掴んだ。何とか右飛球に打ち取りとりゲームセット。あまりにも長すぎた連敗を6で止めたチームを見て安堵からかちょっとの間、座席で動くことが出来なかった💦




















【勝手に総評】
本当に手に汗握るゲームでした。
多分この日ゲームを落としていたら今シーズンのドラゴンズは例年の様な万年Bクラスに終わっていたのだと思う。
首の皮一枚繋がった好ゲームでした。
福谷以降の中継ぎ投手陣も、ちょっと前の様にピシャリと抑えることは出来なかったが良く土俵際頑張ってくれた。
残り4試合、とにかく死に物狂いで頑張って欲しい。
頑張れドラゴンズ‼️

*誤字脱字すいません。💦

ドラゴンズとジャイアンツの差はマネジメント

2020年11月03日 | 井戸端会議
10/30(金)讀賣は息切れしながらセントラルリーグペナントレースのゴールテープを1番で切った。
まずは讀賣球団セントラルリーグ優勝おめでとうございます。
ペナントレースも最終コーナーを回った現在ドラゴンズは今シーズン初の6連敗とドン底にあえいでいる。10/31.11/1と対広島戦を観戦したが前カードの甲子園3連戦の初戦、終盤ミスの連発が響き、そこから負の連鎖が始まった様に思う。
チームの連続記録や各個人の記録やタイトルなどが止まってしまったり可能性が厳しくなったりとチームの雰囲気は良くない。ケガから戦線離脱した選手も出ている。ここへ来て緊張の糸が切れてしまった様に見えてならない。
何とかしがみついてでもシーズン勝ち越しを死守して欲しい。











以下は原監督の優勝インタビュー全文

--おめでとうございます

原監督「ありがとうございます」

 --どんな思い

「そうですね。きょうのゲームを象徴しているような長いペナントレース。しかも、苦しい、非常にゲームそのものもまあ少し差をつけることはできましたけれども、いつもぎりぎりのところで僅差の勝負をして。きょうは引き分けということで勝負を決めましたけれども。この1年のペナントを象徴しているゲームだったなというふうにと思います」

 --難しいペナント制した要因

「ジャイアンツの選手ももちろんですけど、12球団のプロ野球選手関係者、こういう状況のなかですね、本当にコンディションをしっかりつくり、チーム愛をもちながら戦ってこれた。まだ試合は残っています。が、ここまで本当に良いコンディションをつくりながら戦ってきた野球選手は非常に誇りある人だと改めて敬意を表します」

 --監督が選ぶMVP

「まだ戦い半ばですから。まだチームとしてはホップ、ステップくらいの状況ですから。そういう意味ではまだ途上にある選手たちですから。ここではそれは控えたいと思います」

--ねぎらいたい選手がたくさんいるのでは

「本当に6月19日開幕を迎えることができましたけどその間というのは、もちろん始まってからも戦いはありましたけど、本当に選手たち、コーチ、スタッフ、もうちょっと言うならば私も、よく頑張りました」

 --無観客からスタート。多くのファンが応援している

「もう野球界は非常に苦しいスタートを切りました。しかしこうやってお客様も応援にこれる状況になって、で、どんどんお客さんも増えていくと思います。世の中も明るく、みんなで良い方向にいっていると。野球界もわれわれ中心となって前に突き進めたいと思います。本当にファンの皆さまありがとうございました」

 --日本シリーズに向けて

「まず前半、中盤、後半とかなり選手にはムチをいれながら頑張らせたと思います。しかし後半にきてその疲れも出て5連敗というのも迎えました。きょうの優勝でつかれも半減し、そしてまた英気をやしなう。きたる日本シリーズにおいて、たぶん、まあ、どっかのチームでしょう。そのチームと正々堂々と戦って、日本一になることを祈願してあいさつに代えたいと思います」

これを受けて与田監督の敗因や讀賣の強さを語ったコメント
「巨人は強いチームに間違いない。我々は負け越している。巨人より今年弱かったという事実は間違いなく数字に出ている。私を筆頭にいろいろ反省しなければいけない。(10勝12敗2分けで)善戦したというよりも負け越しは負け越しですから」
とのこと。

今年のペナントレースはまだ終わってないが、ちょっとここまでを精査してみた。
〝原監督にあって、与田監督にないものは何か?〟
ドラゴンズとジャイアンツで決定的に違ったことは誰しもが感じた与田監督と原監督のマネジメント力の違い。
与田監督の敗因のコメントにもある様に負けは負け。反省することが多くある。
また、原監督のコメントの監督が選ぶMVPは?の問に「よく自分も頑張りました。」
どちらの監督のコメントも本当にその通りだと思う。
原監督は開幕直前にこう語っていた。
「新型コロナウイルスの感染が広がっている今年は、選手の使い方がいつも以上に難しくなる。より早く、思い切った決断が求められるシーズンになると思う」
言葉の背景にあるのはコロナ禍による選手のコンディションへの憂慮だったのか。
「いつもはキャンプからオープン戦を経て、心身ともに選手は戦える状態へとコンディションを上げてくる。しかし、今年はそういう段階が非常に短く、しかもキャンプで出来上がった体を実戦で仕上げていく過程がかなり短縮されている。日程的にもこれまで経験したことのないような連戦が続くので、思いもよらないケガをする選手が出ることは覚悟していますよ」
選手に練習をさせ過ぎず、試合を休ませる勇気は、3、4番(坂本、岡本)が揃って打線から消えるという事態も起きている。
シーズンを戦いきることを最優先しての決断があった。また大差のついた試合などでは中盤でも早めに主力をベンチに下げて負担軽減に努めた。
1.2軍の入れ替えを頻繁に行い控え選手間での競争を煽った。実際色々な選手が活躍した印象が強い。
日程やその日の試合内容を的確判断し、2軍から上げた選手はイキの良い状態のまま即座に適所なところで使うなど思いきった起用が実を結んだ。

一方、与田監督のマネジメントも開幕序盤は先発投手を早め過ぎる程に降板させ負担軽減起用に心がけてた様に思うが…。しかし、あの日を境に変化が見られた。
7/7の対ヤクルトの一戦。この試合で与田監督が見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸した、あの試合にさかのぼる。
問題となったのは、延長10回に見せた選手起用。10回表、与田監督は4番手投手として岡田をマウンドに送ると同時に、捕手もA・マルティネスから加藤に変更。しかし、岡田は4四球と制球が定まらず、押し出し四球で1点を勝ち越されてしまった。
1点を追うその裏、2死満塁のチャンスを作ったところで8番の岡田に打順が。普通なら控えの野手を代打に送り、同点打、サヨナラ打を期待するという場面だった。ところが、与田監督は加藤を最後にベンチ入り野手を全て使い切っていたため、投手の三ツ間を代打に送る苦肉の策を敢行。試合は1-2で敗戦を喫した。
この試合を期に控え野手をなかなか起用しなくなった・・・。
また、2軍で結果を残し昇格させた選手をベンチに座らせておく時間が長くなかなか起用しない。開幕当初からベンチメンバーの決まった控え選手からしか起用しない。1.2軍の入れ替えも少ない。これでは選手間の競争力がなくなってしまう。
レギュラーの固定は大事だが、控えの選手層が薄くなってしまった。
期待の若手選手も勝利優先を公言しなかなか起用しなかった。

【最後に私の独り言】
ドラゴンズは結果、ここへ来てシーズン使い続け休ませることをしなかったレギュラー級選手たちが戦線離脱を余儀なくされた。
また自慢のセットアッパーの福51登板、祖父江50登板。チームは現在115試合を消化してる。半分近くマウンドに上がれば相当消耗してるはず。
上記にある原監督のマネジメントをもっても苦しい場面になると、勝ってても負けてても馬車馬の様に働いた影のMVP・鍵谷でも45登板を考えると、いかに福.祖父江を酷使したかが伺うことができる。ハッキリ言って来季が心配な程投げ抜いている。与田さん頑固に勝利優先Aクラス死守も良いけど、ある意味他球団の優勝が決まってる消化試合の今、来季を見据えた采配や選手起用が必要だと思うんですがね…。
強かったジャイアンツでさえ支配下登録選手70人いっぱいを使い、選手を入れ替えやりくりしても冒頭に書いた最後は息切れしながら苦しみ抜いて5連敗後、優勝決定試合は引き分けに持ち込みの苦しいゴールであった。
ドラゴンズとジャイアンツの選手層の差はそれ程ないと今でも思っている。しかし使わなければ選手は成長しない。良い経験も苦しい悔しい経験も試合でしか培うことが出来ないはず。
与田さん頑固も良いけど、時と場合ですよ。監督経験豊富な原監督の柔軟な考えを参考に来季のドラゴンズ選手たち全員を戦力だと思い戦って下さい。


ここ一週間ジェットコースターに乗っているかの様でファンとして余りにも風雲急を告げる展開について行くのがやっとといった感じ。
いやいや本当にドラゴンズから目が離せないドラマチックな結末は楽しみでならない。
AでもBでもどちらでも良いが、私の願いは5割以上でシーズンを終えて欲しい。ただそれだけ!
頑張れドラゴンズ‼️