Aクラスへの攻防戦 round3 完結

2020年11月06日 | ナゴド観戦
11/5(木)対DeNA24回戦
先発 ドラゴンズ=大野雄 ベイスターズ=平良
中2-0横 勝=大野雄 敗=平良 S=祖父江

ゲーム終了後のヒロインで大野の本音が…。
ちょっと込み上げるものを感じた。
「ほんとにこのAクラスをつかむまで長かった。ここを目指して必死にやってきた7年間だったので、むちゃくちゃうれしいです」と叫んだ!

round3完結 ゲームが始まった。


まっさらなマウンドに大野が向かった。大野の背中にオーラを感じた。





定刻通り18時にプレイボールがかかった。初球はアウトローのストレートが決まった。球の走りヨシ!
先頭の細川を追い込んだ後、らしくないプレーが起きた…。何でもない遊ゴロを京田がファンブル、さらにファーストへ悪送球となってしまった。嫌なかたちでランナーを出した。
ドラゴンズにとっては8年ぶりのAクラスをかけた大一番に選手の硬さを見た。
しかし、大野は1.2回とエラーや安打や四球などでずいぶん球数を要したが何とか無得点に抑えスタートを切った。






一方の平良は緩急自在の投球で良い投手だなぁと感じた。


1回は無難に立ち上がったが2回、球が高めに上ずってたところをドラゴンズ打線が3連打し、あっさり先制した。
大野は3.4回と安打でランナーを許すも後続を断った。しかし大一番の緊張感の中で球数も増え、得点圏にランナーを背負う5回、アクシデントが発生していた。確かにマウンドの後ろで脚を伸ばす仕草をしてたのは見てたが…。
ゲーム後のコメントで「飛ばしていたのでそれが原因かな」脚がつってたとのこと。













3回以降両チームはランナーを出すものの得点に結び着けることが出来ず。
8回表から大野から又吉にスイッチしたが、先頭打者細川に中安打され、続く伊藤裕はすかさず送りバントを決めた。


得点圏にランナーが行くのは5回以来。しかも打順は怖い怖いクリンナップへと向かう。







ロペスを遊ゴロに仕留め、後はオースティン、球場は拍手拍手で又吉に期待のエール送る。オースティンがバットに当てただけで悲鳴が起きる。ヤバいよヤバいよ😱
結果何とか右飛球で胸を撫で下ろした。



8回裏、先頭京田がレフト線ギリギリにボールを運び左線二塁打とした。続く阿部の当たりはボテボテの一ゴロが結果オーライ。京田は3塁に進むかたちとなった。このゲーム最高潮の拍手で期待を込めた。マルティネスもこれまたボテボテ遊ゴロとなったが、その間に京田がホームに還った!これぞ強かった頃のドラゴンズ野球。泥臭く1点を取りに行く野球が出来た。



















9回表、この回を0で抑えれば8年ぶりのAクラス3位以上が確定する。
ドームスピーカーより終盤いつも聴く登場曲が流れてきた。宙船🎵と共に祖父江がマウンドに向かう。大拍手喝采だ。














先頭のソトが不気味でならない。カウントを整え最後は見逃三振を奪った。


胸を撫で下ろした直後続く大和に中安打された。7番戸柱のところでベイスターズ昨年の高卒ドラ1・森を送った。まだまだ体は出来上がってないがバッティングは非凡なものを感じる。バットコントロールが良く厳しい球をカットして粘るが、何とか空三振に切った。
最後の打者となる神里もカットカットで好球を待った。10球目抜けたスライダーだったのか強烈な打球音と共に球は右中間を真っ二つに割る右中二塁打で1塁ランナーは3塁へ、打った神里は2塁へ。
一打同点のシチュエーションとなる。









これまた代打中井。中井は一昨日三塁打を放っており嫌なバッターを向かえた。この3連戦全て手に汗握るゲーム展開は、今日も最後の最後に絶体絶命の大ピンチとなった。
踏ん張れ、祖父江!渾身のスライダーが空を切った。空振り三振ゲームセット。
やりましたぁー!






















苦しみ抜いて8年ぶりのAクラスへやっとたどり着いた。
与田監督お疲れ様でした。


今日のヒロインは先制点を叩き出した武田。もちろん大野雄がお立ち台に上がった。


11勝6敗でチームの悲願に大きな力をもたらした大野雄は冒頭にある
「ほんとにこのAクラスをつかむまで長かった。ここを目指して必死にやってきた7年間だったので、めちゃくちゃうれしいです。
歓喜の言葉に続けて
「なんとか弱いドラゴンズを今年で終わらせて、来年からほんと優勝を目指せるようなチームづきりをせなあかん。」
この言葉素直に僕らドラゴンズファンは受け取りますよ。来季も大野さん残ってくれるんだね。










私の勝手な総評】
まるで優勝決定戦の様な緊張感を持った内容のあるゲームでした。
長く暗いトンネルにボロボロになりながら紛れ込み地べたを這いつくばった8年間。
怒りや悲しみ情けなさ色々な感情がうごめく中、それでもめげずに誰に何を言われようとも毎日現地応援してきたことが、この日やっと報われた様だった。
ドラゴンズファンで良かった。
どらほー!