ケーブルカー(8人乗り)を降りた付近からの眺め。
麓の泰安の街も眺められ、寒いながらも連日好天に恵まれた。
中国5元札の裏面にデザインされている泰山。
麓の泰山登山道入り口広場には、過去12人の皇帝が封禅の儀式を行ったと言う事で12本の柱が建っていた。
ここの脇からバスで30分上って、ロープウエイに乗り継いで10分、南天門(道教では人間界と天界の境界と言われる)付近から尾根道歩きになる。
玉皇頂(標高1,545m)までは往復で1時間あれば充分でした。
途中、大観峰(唐魔崖とも)と呼ばれる場所の巨大な岩に玄宗皇帝の親書が書かれていた。
玉皇頂から4時過ぎに下山途中も、まだまだ登ってくる人たちは多い(ロープウエイは5時で停止なのに)。
下りのロープウエイに乗ったころから夕日が赤みを増し、夕暮れの景色もいい感じ。
論語で有名な孔子ゆかりの史跡巡り。
ホテルから歩いて5分程度のところに孔廟があった。
龍の彫刻が施された階段を上がると、同じく龍の彫刻が施された柱に飾られた大きな廟があった。
さらに歩いて5分ほどのところに、孔子の直系が代々住んでいた広いお屋敷跡(日中戦争後に直系は台湾に移住)の孔府がある。
そこから馬車に乗って、孔子一族のお墓が点在する広大な墓地、孔林に向かった。
2,500年も前の人物ながら、中国を代表する思想家のお墓とあって多数の参詣者が集まっている。
見学中もお花を供えに来た人がいて、係の人らしい人が礼拝の仕方を教授していた。
お花は礼拝後に持ち帰るルールのようだ。