古典、伝統芸能系に興味がある自分としては、毎年のように応募して鑑賞させていただいています。
海外も含め、現地にその日その時間に行かなくても国内で触れる事ができるのは貴重な機会です。
以前に西川古柳座の稽古場まで出かけて車人形を鑑賞した機会がありましたが、今回奥多摩の川野車人形は初めてで同じく楽しめました。
越中おわら節は「風の盆」で有名ですが、こういった有名古典民俗芸能は、各地元の出身者で東京在住の方々を中心に盛んに繋いでいる団体が多く、自分的感想では本場の演目よりやや東京っぽい表現になっているように思います。
全3幕。
F.プーランク作曲、シュテファン・グレーグラー演出、ジョナサン・ストックハマー指揮、東京フィルハーモニー交響楽団。【ド・ラ・フォルス侯爵】長冨将士(第24期)、【ブランシュ】野口真瑚(第25期)、【騎士】岸浪愛学(第16期修了)、【マダム・ド・クロワシー】小林紗季子(第9期修了)、【マダム・リドワーヌ】宮地江奈(第18期修了)、【マリー修道女長】後藤真菜美(第26期)、【コンスタンス修道女】谷 菜々子(第26期)、【ジャンヌ修道女】前島眞奈美(第24期)、【マチルド修道女】一條翠葉(第20期修了)、【司祭】城 宏憲(第10期修了)、【第一の人民委員】水野 優(第19期修了)、【第二の人民委員/ティエリー】中尾奎五(第26期)、【ジャヴリノ/看守】松浦宗梧(第25期)、【役人】佐藤克彦(第24期)、【修道女たち】アンヌ修道女:河田まりか(第23期修了)、ジェラール修道女:斉藤真歩(第20期修了)ほか。
若い人たちの舞台だと芝居感が良い。
底本の物語の登場人物と年齢や体型が掛け離れていないとイメージが良い。
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