都心は散っても、都下の奥多摩は今が見頃と聞いて出かけてきた。
小河内ダム周辺の桜は密集してはしていませんけれど、マットを敷いたり群れたりするグループもなく、山の湖畔とのコラボレーションは清々しい侘びとも言える風情があります。
「水と緑のふれあい館」内レストランのランチ、けんちんそば(味噌味780円)は大変美味で大満足でした。
写真の麦山浮橋の浮子はすでにドラム缶からポリタンクに代わっていますが、歩くと揺れるし、むこう岸はどうなっているんだろう?な冒険心をそそられて、その先ずーと歩いていきたくなるイイカンジな道です。
奥多摩周遊道路(もと有料道路)にハンドルを向けると、かなり上ったところに「月夜見第一駐車場」があって、そこから見下ろす多摩川の眺めは素晴らしく、、今日もアマチアカメラマンの望遠レンズが羅列していました。
ウォーキング名目で美術をチョット見て、博物を見学。
普段縁の薄い国立科学博物館へ行って見ましたが、なかなかに興味深い展示があって、また行きたくなっています。
冲方丁の小説「天地明察」を読んでいたこともあって主人公の渋川春海が作った大和暦(貞享暦)や紙張子天球儀の展示に興味が募りました。
別なコーナーにはヨシモトコレクションの種類も多い野生動物の剥製や宇宙探査機「はやぶさ」のレプリカと小惑星イトカワから持ち帰った微粒子も見ることが出来る。
また、「人類の進化コーナー」で展示されているホビットと呼ばれるフローレス島で発見された身長1mの小型原人(ホモ・フロレシエンシス)の謎など、じっくり時間をかけて見学してみたくなりました。
北国ではザゼンソウを覆う雪がすっかり溶け、モクレンがつぼみをつけ始めたばかり、きのう帰京して遅まきながらの花見に出掛けた。
近所の公園のソメイヨシノはすでに花吹雪で、あたり一面薄桃色に埋まっている。
村山貯水池では今が見頃の満開で、桜の木の下にはたくさんのグループが集っていた。