ここは辛亥革命、抗日戦争や中共との戦いで戦死した霊を祀っているところで、衛兵の交代式が見られる場所だ。
「千と千尋の神隠し」のイメージ地と言われ、台湾映画「悲情城市」のロケ地になった、山の上の坂道に密集した集落。
日本統治時代の面影が残っていると言われ、金鉱で賑わった当時の劇場「昇平戯院」も復元されている。
九フンへ向かうため、花蓮駅から七堵駅まで特急列車で移動した。
移動中の昼食は駅弁(懐旧弁当)だったが、トートバッグに入ったステンレス製の2段重ねでボリュームたっぷり、しかも温かい状態で大満足でした。
懐旧弁当にはいろいろなデザインとサイズがあるらしく、以前に新宿京王百貨店の「有名駅弁と全国うまいもの大会」に出品したことがあるそうだ。
台湾一の観光景勝地で、まわり一面大理石の山だ。
九州ぐらいの面積の台湾には、富士山より高い山が3つほど存在していて、そのためか、だんだん渓谷に分け入って行くと言うよりも、山裾に入ったら即、渓谷だ。
一部交互通行箇所がのこっているものの、道路はかなり整備されている。
が、時々落石事故は起こるらしく、川沿いに崩落箇所が散見された(台風の影響の多い国だ)。
35年前はそんな危険性など自覚せず、マイクロバスでこの渓谷を通って山越えをして、日月潭へ抜けていった(ほとんど未舗装道路だった気がするが)。