センペルビウム属の記事です。主に、双頭になっていた不明種のセンペルビウムと、不明種のセンペルビウムを使ったちょっとした成長実験の記事になります。品種名が分からないのは、名前が付いていなかったものを購入したからになります。
【不明種の双頭センペルビウム】
双頭センペルビウムから子株が出てきたので、子株を切り取り、双頭株の調子を見る事も兼ねてポリポットから2.5号(直径7.5㎝)のプラ鉢に植え替えてみました。1枚目は植え替え後、2枚目は植え替え前になります。
双頭の多肉はどんな感じになっているだろうと思い、枯れた下葉を取り除いて株元を見てみましたが、二股に分かれているのですね(3、4枚目)。成長が進んだ事もあるとは思いますが、もうちょっとくっついているのかと思いました。
【不明種センペルビウムの成長実験】
本当は多肉のエケベリア属などで実験するのが良いかとは思いますが、実験に使えそうな小さな株を揃える事が出来なかったので、センペルビウムの子株を使いました。根はまだ出ていない直径1㎝くらいの株です。
用土は、赤玉土1:鹿沼土1:腐葉土1の割合で混ぜた無肥料用土を使いました。腐葉土は5㎜目のふるいにかけて、大きい朽ち葉などを取り除いています。この用土を使い肥料だけを変えて、経過を見て行きたいと思います。根張りのほうも見てみたいと思い、底に水抜き穴を開けた空ペットボトルを鉢として使いました。正確には計っていませんが、用土の量は一鉢300~350mlくらいあると思います。
与える水や希釈液の量は、100均の目盛り付きチューブ水差しを使い、冬なので毎回50mlの量を与える事にします。50mlの水だけでも水分が底まで十分に浸透するようです。用土の質、ペットボトルの形状なんかが影響しているのかもしれません。土の乾き具合にもよりますが、まだ根が出ていないので、次からは25mlにしても良いかもしれません。
育成環境は、基本は部屋の中に置いておき、天気の良い日に外に出すことを心がけます。
👇右上の青クリップは「ハイポネックスの液肥」、右下の白クリップは「尿素」、左上の黄クリップは「活力剤のリキダス」、左下の赤クリップは「化成肥料3種の混合」です。多肉の肥料としても知名度のあるハイポネックス以外は、動画で見た実験を参考に選んでみました。
ハイポネックスは表記にある通り2000倍に、リキダスも表記にある通り1000倍に希釈しています。尿素は1リットルの水に3g加えています。化成肥料は3種を一緒に置いて、3種合計1gくらいにしみました。化成肥料鉢の水やりには、ただの水道水を使います。リキダスの希釈液は1週間に1回与えるとなっていますが、水を与える間隔は全部同じにしたいので、全て2週間に1回にしてみます。
実験開始日は2022年12月6日です。
👇化成肥料は小粒の物で、うちにあったものを使います。左上の「有機化成肥料」の肥料成分は6・6・6、右上の「化成肥料」はずっと前にキャンドゥで買ったもので肥料成分は8・8・8、右下の「きれいな花を育てる!肥料(120日タイプ)」の肥料成分は8・12・10です。
【巻絹】
たぶん巻絹だと思います。これから成長して子株が出て、鉢いっぱいに白いもこもこで埋まる事を目標に植えてみました。鉢は5号鉢(直径15㎝)です。