こんにちは、ジュニア野菜ソムリエの荒井真澄です。
約10年間の東京での生活を終え地元に戻ったある日、河北新報を何気なく広げたところ、
仙台で野菜ソムリエの資格取得の講座開講という、小さな記事が目に留まりました。
その頃の私は料理を普通にしてはいても、食の仕事に特に関心があるわけでもなかったのですが、
その時少し前に聞いた女友達の何気ない一言を思い出しました。
「食は命につながっている」その言葉が新聞の記事と重なり、ビビビっときた私。
もちろん野菜や果物は大好きでしたので、新しい事への挑戦という軽い気持ちで受講し、
仙台でのジュニア野菜ソムリエ1期生となりました。
こうしてジュニア野菜ソムリエとなったものの、実際はソムリエとしての活動をほとんどすることもなく
最近はコミュニティに席を置いているだけの状態が少しだけ心苦しく、
何かできたらいいなと思っていました。
その願いが届いたのか、今年の春、事務局長の星さんからのお電話で、
平日活動でチョコベジを行った後、ソムリエの皆さんにボイストレーニングをという
ありがたいお話をいただいたのです。
長い間アナウンサーや声優という仕事をしていた私は、東京で一番大切にしたいものに出会いました。
人にちゃんと伝えるためには、声が一番大事だという気づきです。
日本人の多くは緊張すると喉からの発声になりやすく、思いが伝わりにくい不自由さが
あることを感じていました。
野菜のソムリエとして、人前で話すことの多い皆さんにボイストレーニングを受けていただいた経験は、
今後ソムリエとしての語彙を増やすこと、表現力を磨くことなど、いろいろな可能性があることも教えてくれました。
お腹からの発声を身につければ、誰でも素晴らしい語り手になれるのです。
その日をきっかけに平日活動や吉岡小学校での食育授業など、少しずつ活動の機会も増えました。
参加してくださる方の笑顔は最高のギフトです。
又震災の年より、和菓子の職人さんと作るイベント「寒天喫茶まめいち」も始まり、
食とのコラボで、絵本を朗読するという新しい形の活動も続いています。
これからも、野菜や果物の魅力を紹介しながら、自分の声も駆使しての楽しいパフォーマンスで、
出会う方にしあわせな気持ちを届けられたらと願います。
声のパフォーマンスが必要な時はいつでもお声掛けください。
次にバトンを渡すのは、NHKラジオ「ゴジだっちゃ!」のパーソナリティーとしても大活躍、 高野志津さんです。
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