切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

過ぎちゃったけど小津安二郎の命日(12月12日)だっけ。

2004-12-15 16:30:00 | アメリカの夜(映画日記)
「命日シリーズ」を定例化する気はないんだけど、12月12日は小津安二郎(1903~1963)の命日であり、誕生日でもあるんですよね。 歌舞伎ファンとしては、六代目菊五郎(勘九郎のおじいさん)の数少ない映像である記録映画『鏡獅子』(昭和10年)の監督として記憶されるんでしょうが…。因みに昭和10年は芥川賞直木賞の第一回が発表された年で、第一回芥川賞候補者・太宰治は小津より6歳若い。 もともと映画 . . . 本文を読む
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バルシャイ指揮マーラー交響曲10番を聴きに行った!前編

2004-12-15 08:20:20 | カメレオンのための音楽
群馬交響楽団 定期演奏会 バルシャイ指揮マーラー第10交響曲 (群馬音楽センター)に行った報告です。(11月27日) 生まれて初めてクラシックのコンサートに行きました。(自腹で。) 小中学生時代に学校でクラシック演奏会があって聴いた記憶はありますが、ちゃんと自分の意思で行ったのは今回が初めてなので、さすがにちょっと気合が入りしました。東京事変のアルバム『教育』(11月25日)は買ったけどあえて . . . 本文を読む
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12月 国立劇場 「勧進帳」 前編

2004-12-15 08:00:00 | かぶき讃(劇評)
今年は個人的には三度目の勧進帳。一度目は歌舞伎座の海老蔵襲名、三津五郎の弁慶に海老蔵の富樫。(團十郎、海老蔵の勧進帳は残念ながら見逃してしまった!)、二度目は大阪松竹座の海老蔵襲名、海老蔵の弁慶に仁左衛門の富樫。そして今回の幸四郎、染五郎の勧進帳。 今まで実演、ビデオを含めて勧進帳は何度も見てきたし、いろいろな席から観劇もした。しかし今回は個人的には画期的な試みというか、はっきり狙っての<勧進帳 . . . 本文を読む
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『いつも春のよう』 あすなひろし著

2004-12-15 07:40:00 | 超読書日記
先日のBSマンガ夜話であすなひろしの『青い空を、白い雲がかけてった』が取り上げられていて気になっていたところに、たまたま新宿の紀伊国屋フォレストで、『青い空を、白い雲がかけてった』と『いつも春のよう』が積んであったのを目にして、ついつい二冊とも買ってしまった。(これだから貯金できないんだな…。) いまのところ、『いつも春のよう』しか読めてないのだけれど、ホント胸が締め付けられるような切ない作品集 . . . 本文を読む
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