文庫になったんで読んだんですが、意外と面白かったなあ~。いつまでも、亡くなった人のことを語ってもしょうがないとは思うのですけどね・・・。
この本は、惜しまれて亡くなった古今亭志ん朝師匠の弟子たちが、今は亡き師匠のことを語るという本なのですが、わたしが一番面白かったのは、志ん朝師匠の弟子への稽古のなはし。
弟子に教える噺をわざわざ他所へ行って稽古しなおすなんて、真面目だなあ~、志ん朝師匠!って思いましたよ。
しかも、稽古をテープに録ることが厳禁だって話(というか、テープに録るのが普通だってことにも驚きましたが・・・。)も、なるほどって思いました。
ところどころに、志ん生師匠の話も出てくるんですが、「え~、お笑いを一席」というのを何度もダメだしされた話なんか、修行っぽくてよかったなあ~。
「噺家が最初に『えー』って言うのは、<この後、この人はなんて言うんだろう?>って客に思わせるための『えー』なんだ。お前は、ただ『お笑いを一席』って言ってるだけなんだよ」って、さすが志ん生!!
ところで、ちょっと気になったのは、志ん朝師匠に教わってもない噺を教わったっていってるKって、誰なのかしら?
「こぶ平?」なんて思ったのですけど、間違ってたら御免なさい。
でも、几帳面で真面目で弟子思い(後輩思い)だった志ん朝師匠に対する冒涜みたいな気がして、わたしは流石に腹が立ちましたよ!
そんなわけで、志ん朝師匠のDVDの購入を迷っているわたしの独り言でした・・・。
この本は、惜しまれて亡くなった古今亭志ん朝師匠の弟子たちが、今は亡き師匠のことを語るという本なのですが、わたしが一番面白かったのは、志ん朝師匠の弟子への稽古のなはし。
弟子に教える噺をわざわざ他所へ行って稽古しなおすなんて、真面目だなあ~、志ん朝師匠!って思いましたよ。
しかも、稽古をテープに録ることが厳禁だって話(というか、テープに録るのが普通だってことにも驚きましたが・・・。)も、なるほどって思いました。
ところどころに、志ん生師匠の話も出てくるんですが、「え~、お笑いを一席」というのを何度もダメだしされた話なんか、修行っぽくてよかったなあ~。
「噺家が最初に『えー』って言うのは、<この後、この人はなんて言うんだろう?>って客に思わせるための『えー』なんだ。お前は、ただ『お笑いを一席』って言ってるだけなんだよ」って、さすが志ん生!!
ところで、ちょっと気になったのは、志ん朝師匠に教わってもない噺を教わったっていってるKって、誰なのかしら?
「こぶ平?」なんて思ったのですけど、間違ってたら御免なさい。
でも、几帳面で真面目で弟子思い(後輩思い)だった志ん朝師匠に対する冒涜みたいな気がして、わたしは流石に腹が立ちましたよ!
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