ニュース自体はなんてことないんだけど、ドヌーブって女優のことを考えてしまった。ジャンヌ・モローなんかと違って、"演技派"って感じはしないけど、変な存在感のある女優…。何を考えてるかわからないような、そもそも心理が存在してないような空白感…。もちろん、褒めてるんですよ、念のため!
カトリーヌ・ドヌーヴ、ベネチア映画祭審査員長に (ロイター) - goo ニュース
わたしの好きなドヌーブの主演作 . . . 本文を読む
久々に書いたって感じがするのは情けないな~(笑)。とりあえあず、感想です!!
①暗闇の丑松
長谷川伸の芝居というと、「瞼の母」なんかに代表される、<お涙ちょうだい物>っていうイメージがあるのかもしれないけれど、構成の巧みさや舞台設定のうまさに特徴があって、「この人って、じつは映画もしくは舞台美術に関心を持っていた人なのでは?」って思うこともしばしば。
今月の配役は、ニンに合わない二人、幸四郎 . . . 本文を読む
この人のコンサートもCDも聴いたことがないのに記事を書くのは、なんといっても著書が面白かったから。クラシックを聞き始めた頃、何事も本から入るわたしはいくつかのクラシック・ネタの本を手に取ったんだけど、手に入りやすくて面白かったのは、この人の本と中村紘子だった。ふたりとも演奏を聴いたことはないけれど(失礼!)、まったく名文家ですね。特に、岩城さんの本では、暗譜(譜面を見ないで演奏すること)について書 . . . 本文を読む
電車の中吊りに新刊の宣伝が大きく載るほどの大人気マンガになった、「のだめ」。今までも愛読してきたけど、早速新刊を買って読んでみました!感想です!!
これから読む方もいると思うので、ネタバレは極力避けますが、今回はモーツァルト・イヤーに引っ掛けた内容で、なかなか軽やかです。
今回はヒロイン・のだめがコスプレでピアノを弾きますが、弾いた曲のひとつがピアノソナタ18番KV576(旧全集では17番なん . . . 本文を読む
またまた、「ついつい買ってしまったシリーズ」!本屋さんで目に入った六代目歌右衛門の揚巻の写真!これは、週刊「人間国宝」という雑誌で、梅幸、歌右衛門、雀右衛門、芝翫を取り上げ、値段は500円税込み!買うしかないでしょ、やっぱり!!
・週刊「人間国宝」創刊3号
内容は上記のページを見て頂くとして、比較的本もたくさん出ている歌右衛門はともかく、梅幸なんかの記事は結構貴重だし、様々な演劇評論家の寄稿し . . . 本文を読む
先日、「日本の、これから」の裏で貴重な番組をやっていたんだけど、どのくらいの人たちが見たのかな?日本の事実上の植民地・満州国に国策映画会社があったという話は、歴史ファン、映画ファンくらいしかもう知らないのかもしれない。その名は満州映画協会、略して満映。理事長は、亀戸事件で知られる甘粕正彦(「ラスト・エンペラー」の坂本龍一の役。)。この満映で働いていた日本人映画人のドキュメントが、ETV特集「中国映 . . . 本文を読む
「今日はサッカーがあるから、スポーツクラブ空いてるぞ」って思って、泳ぎに行ったら、案の定、空いてました!やっぱり、こういうところにくる人って、サッカー観るんですね!なんて、考えてるわたしは非国民なんでしょ?
元来天邪鬼だし、久々に目一杯泳ぎたかったから、今日はプールを満喫しました。(でも、ちょっと、疲れた。)
水泳ネタの小説って、岡本かの子の「渾沌未分」くらいしか思いつかないけれど、他に何かあ . . . 本文を読む
今度、「ショコラ」なんかで有名なラッセ・ハルストレム監督で再び映画化され公開も近い、ベニスの司書カサノバの人生。たぶんこの映画は観に行かないんだけど(笑)、稀代の色事師カサノバといえば、ベニスにある彼が投獄されたという牢獄を思い出しちゃうんですよね。
ベニスに旅行した際、サン・マルコ広場にあるドゥカーレ宮殿に行ったんだけど、ここが問題の牢獄に繋がっている。
わたしの第一印象では、これはとても人 . . . 本文を読む
報じられているように、映画の著作権の保護期間を巡って対立が起きているわけだけど、そもそも、著作権法が改正されて、映画の著作権の保護期間だけが50年から70年になったのは、はっきりいえば、業界の圧力(政治力?)。旧作版権で商売をしている映画界にとってこれは死活問題だったからで、以前このブログで、「旧作版権に頼っている映画会社は情けない」というコメントを頂きましたが、それは著作権ビジネスの実情とはかけ . . . 本文を読む
こういうニュースって注意が必要なんで、残業が抑制されるわけでも、従業員の収入が上がるわけでもない結果に終わってしまうんじゃないかってこと。単純に考えれば、経営者としては、「これからは残業はバイトにやらせろ」ってことになるんじゃないですか?自給850円プラス割増時給の方が全然お徳だって話に!
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「残業の抑制に「割増賃金」最低基準を引き上げへ」
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歌舞伎座の八月納涼歌舞伎の演目が発表になったんですけど、地味ですね~。今月も演目としては、もうひとつだけど、どうなの?これって、松竹さん!!
ここ何年かは納涼歌舞伎のチケットがなかなか取れなかったんだけど、今年はそんなことはなさそうかな?
三津五郎はともかく、染五郎、橋之助、福助、扇雀、孝太郎といった若手が出るのなら、思い切ってもっと大きな演目に挑戦という訳にはいかないのかな?何年か前の染五郎 . . . 本文を読む
これは結構呆れたニュース。小坂文部科学相が8日の衆院教育基本法特別委員会で、天皇、皇后両陛下が公園を散策されたことを報じた一部の新聞記事で敬語表現がなかったことについて「新聞だから、字数が限られているから、で済まされる問題ではない」と発言したんだとか。もちろん、古文の授業じゃないけれど、敬語というものの成り立ちと天皇という存在は切り離せない部分があるとはいえ、閣僚が「言論の自由」というものを足蹴に . . . 本文を読む
ちょっとだけ、マイナーなロック・ネタ。元ザ・スミスのギタリスト、ジョニー・マーが、リンダ・マッカートニーに彼らのアルバム『The Queen Is Dead』でピアノを弾いてくれるよう頼んだけど断わらていたことを明らかにしたそうです!リンダ・マッカートニーといえば、ウィングスのアルバムを聞くときは彼女の曲だけいつも飛ばしていたので、意外性のあるニュースだな~、これは!
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七月の大阪松竹座の坂田藤十郎襲名興行はなかなか演目もよくて、観に行きたいのは山々なんだけど、お金がねぇ~。特に、先日観た福助の「娘道成寺」がいまいちだったんで、藤十郎の「道成寺」が見たい気分。さて、どうしようかな?
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坂田藤十郎さん、道成寺で襲名披露公演の成功祈願 (朝日新聞) - goo ニュース
>231年ぶりに上方歌舞伎の大名跡を襲名し . . . 本文を読む