災害訓練・資料影像
筆舌に尽くしがたい
災難とはまさにこの事なのだろう。
東北関東巨大地震の規模は一説によれば、阪神淡路大地震の、一千倍とも言われている。
また 64倍とも、100とも言われたこともあった。
今回の地震は北米プレートと太平洋プレートの重なり目で起きた。その範囲は岩手県沖から千葉県沖あたりまでの、南北に4~5百㎞、東西に、2百㎞ほどの広範囲なエリアで起きた。一連の地震の、幾百をもこす総合のエネルギーが、阪神淡路大地震の、1,000倍ほどのエネルギーだったのだと思われる。
大きな意味では、「わが郷」とは日本のことであります。また左近尉の住む郷は関東甲信越地方の、ある盆地の中の山里のこと。
情報により様々だが、震度は最大で、6強との報道もあった。しかし自室で体感したかぎりでは、震度4程度と思われる。本棚の本は、一冊も飛び出していない。ただし古い家屋の方では、本棚がまるごと倒れてしまっているものもある。こちらは築50年ほどの普通の軸組工法の家作。こちらは基礎部分が、建物を一周するようなコンクリートのつくり。新しい方は床下が全面コンクリート張りである。
地震の直後から停電となり携帯や普通電話も不通になったことから、震度6強との説もあながち間違いではなかったのかも知れない。とにもかくにも、我が郷ファンの皆様方にご心配をおかけして申しわけありませんでした。 (^_^;)
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宮城・南三陸町で1万人連絡取れず 【産経】
2011.3.13 01:13
津波で流された家屋やがれき、船などが混在となった南三陸町=12日午後2時57分、宮城県南三陸町(本社ヘリから、門井聡撮影)
東北、関東に甚大な被害をもたらした国内史上最大の地震、東日本大震災で12日、海沿いにある南三陸町の住民約1万7600人のうち約1万人と連絡が取れないことが明らかになった。宮城県が安否確認を急いでいる。
各警察本部がまとめた死者は687人、行方不明者は642人に上った(13日午前0時現在の警察庁まとめでは死者686人)。
警察庁によると、ほかにも仙台市で200~300人の遺体が見つかるなどしており、死亡・行方不明者は計1800人を上回る見通し。大津波で壊滅的な被害が出た東北と茨城の太平洋沿岸は状況の把握が難航しており、死者・行方不明者数は今後大幅に増えるとみられる。
岩手県陸前高田市では、住民約2万3千人のうち約5900人の市内への避難を確認した。警察庁によると、陸前高田市は市街地の約5千世帯が水没し、仙台市若林区荒浜新では住宅約2700世帯が流された。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110313/dst11031301150007-n1.htm
連絡が取れていない、1万人がすべて、報道で一般に謂われる 『行方不明者』 (つまり海に流されるなどして、安否が絶望的な人々)なのではないのだろう。
災害状況を管理する南三陸町で所在が確認出来ない人々が、一万人ほどの膨大な人数にのぼつている。テレビなどで報道されている影像などを見れば、自家用車やバスなどで続々と批難している人々が写し出されていた。この事や他の被災地域の、死亡者行方不明者などの状況を重ね合わせて勘案すれば、じっさい津波に呑まれたなどして被災した人々の数はそれほど多くはないのではなかろうか。なによりもそのように祈りたい。
まえにわが郷では震度が6とかも書いたが、実際の体感震度は、4程度であった。これでもこの地方は、地震発生直後から停電してしまった。家族はそれぞれ別の所にいたのだが、じっさいに合うまで連絡は取れなくなってしまった。普通の電話は停電なのでアウト。携帯電話もつながらない。そこで一番役にたったのは自家用車であった。カーラジオからは地震関連のニュースがつづけて流されている。これでこの地震がとてつもなく巨大なものであることが知れた。
夜になって家族がそれぞれ自分の車で帰ってきた。これまでは連絡は一切取れなかった。
携帯電話は便利なもの。
しかし今回の地震では、各基地局が機能不全で使えない。
2年ほど前のニュースだが実験衛星を使った、
端末と衛星を直接結ぶ電話等回線の研究が進んでいるはず。
NTTら、衛星・きく8号を用いたセンサ情報集信システムの実証実験に成功 【mycom.co.jp】
これの元の画像は、
http://journal.mycom.co.jp/photo/news/2009/12/10/004/images/001l.jpg
これを各自がもてて、その回線数も、数百万の同時利用が可能にでもなれば、今回のような南三陸町での混乱は回避できるのだろう。上の報道では行政などの公的機関がこのシステムを運用するなどとなっている。しかしこのシステムは、ちょっと大きめの携帯電話で各自が直接衛星を通じて交信できる。ただしこのシステムは、今の段階では秘匿性が高いのか、あまり詳細な説明は報道されていないようだ。
最後に自衛隊による救援活動のこと。
地震発生からほぼ一日経った、午後になって自衛隊の救援機らしいヘリコプターが三機ほどわが郷の上空を、被災地の方角をめざして飛んでいた。
5万人の最大派遣を行うというニュースも報道されている。わが国の軍隊はいろいろな意味で普通の軍とはちがう。様々な制約が加えられている。日本ほどの大国ならば、50万人規模の軍隊があって当然である。しかし現実にはその半分にも満たない。日米安全保障条約はあるが、米軍がこのような災害で、5万人規模で動くはずもない。動いても100名程度でお茶を濁す。阪神淡路大震災のときの村山政権の自衛隊出動の見合わせなどは最悪の人災といおうか、政府の失策であった。あれで社会党は無用と言うよりも、日本国に害をなす政党と国民に認定されて崩壊した。
今回の巨大震災では、自衛隊のさまざまな限界が大きく論議されなければならない。
まずは即応体制を整えて、震災発生と同時にヘリやその他の固定有翼機の出動ができるようにすべきである。
10分おそくとも、20分以内に津波などの大災害が発生する予定地の上空に到達して、避難を勧告できるようにすべきである。
安全保障はアメリカ軍に丸投げの状況があまりにも長く続きすぎた。
輸送機 C-Xの開発はアメリカの航空機メーカーのエンジンの納入問題で大いに遅れている。
村山政権が阪神地方で大きな惨禍を引き起こしたように、軍事はアメリカに丸投げの意識が大きな津波災害を防げなかった。その救援・防災体制不備の大きな原因になっている。
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これからも日本のマスコミが絶対に書かないことがある。
日本の軍事装備では、国力とか実経済の世界の中枢性からすれば、航空機体の数が異常なほどに少ない。
これは日本軍にアメリカ軍への攻撃力を持たせないためにこうなっている。
救援の小型艇とか、水陸両用特殊車両あるいは、キャタピラー付きの特殊車両を満足に運べる輸送機は日本にはない。
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2011 03 13 宮城・南三陸町で1万人連絡取れず 【産経】
参考資料情報
2009 12 10 NTTら、衛星・きく8号を用いたセンサ情報集信システムの実証実験に成功 【mycom.co.jp】
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アクセスの記録 2011.03.12(土) 1334 PV 426 IP 1454 位 / 1551471ブログ
加害の悦楽と 舞姫の 背後にある事情
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日本の政治・経済そして 文化情報は、
塑性限界点を もうすぐ突破する。
日本国内での デモに関しての 報道管制は、ひび割れを見せてきた。
ようこそ わが郷へ
憲法九条の外殻が割れて、
日本の防衛力の再構築の時です。
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