こちら宮崎県都城市です
昨日の、宮崎日日新聞の一面には【口蹄疫】に関する記事が載ってました
そして今日のその欄には、昨日の未明に起こった【集中豪雨】の記事…
死者・行方不明~河川の氾濫・土砂崩れ等の被害を伝えています
宮崎(都城)と鹿児島両県の県境を挟んで、悲しみ色に塗り替えた
日付が3日に移って暫く、まだ起きていた私は外の異常に気が付く…
雨の音と雷の音が、いつもと違っていると感じ、勝手口のドアを開けた
滝のような雨と昼間?の風景~ 稲光の閃光による明るさと夜の闇とを
交互に浮かばせては消していた それは実に異様な光景に見えた
まるで花火大会をも思わせる程の音と光、そして地響きまでもが合わさり
恐怖の一夜に拍車を掛けた こんなこと今まで経験したことが無かった
眠れない夜の時間が、少しずつ~少しずつ過ぎて行き、朝を迎える
いつ止むとも知れない雷鳴は、夜が明けてなおも続いていた
テレビの画面で刻々と情報が入る 都城と鹿児島の被害が映し出される
逃げる猶予も与えない大雨は、人の命まで容赦なく呑み込んでしまった
昨日の夕刻~
事務所で請求書と納品書の、書類の束に埋もれて仕事をしておりました
一台のワゴン車が、ゆっくりとゆっくりと入って来ました だ、誰?
今日中に仕上げなければ~と、目の色変えて挑んでいた真っ最中---
チラリと見ただけで、この事務員は自分のことで精いっぱいの状態です
「こんにちは~」 見覚えのある顔が、窓の外でこちらに向かい手を振る
漸く我に帰った私は、事務所の扉を開け、そちらに向かって急いで出た
ワゴン車の後部には、車いすに座ったままの我が家の婆が、微笑む~
婆がお世話になっている、すぐ近くにある苑の職員さん達が待っていた
「今日はね、〇〇さんの靴下を買いに行きました どうしても寄りたいと
ご本人さんが仰るのでお連れしました」とのことでありました
お財布にお小遣いを入れて、婆に持って行ってた それで買い物に…
事務員から嫁に変化したその時、苑の配慮に深々と頭を下げました
大淀川が近くを流れる場所にある苑は、水門を閉められると時に水難に遭う
今回も道路に水が溜まった程度と言う事だが、惨事はどうにか免れたようだ
地区内の民家では、家の前の道路が水に浸かり、陸の孤島と化した
自然は時として、恐ろしいほどの牙を剥く 決して侮ってはいけない!
この度の災害で、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます
宮崎日日新聞
http://www.the-miyanichi.co.jp/
宮崎をみんなの愛でつつもう。


