つい何日か前のことです
事務員pukupukuは、相変わらずのマイペースな時間を過ごしておりました
するとそこへ 「あの~付かぬことをお伺いいたします」と、ひとりの男の人が
事務所に入って来るなり、puku事務員に向かって話を始めました
仕事とは全く関係の無いお話です
「そこに〇〇斎場の看板が立ててありますが、お宅ですか? ◎◎家はここですよね」
「◎◎家は確かにうちの名字ではありますが、今のところ葬儀の予定はございません」
「え! でもここは◎◎さんで、そこに看板があるから、、、やっぱりお宅でしょう」
「じゃっから 違うってばぁ~ うちは誰も死んじょらんし! 他所のお宅でしょ」
「でも、、、 でも、、、 ◎◎さんはここだし、、、葬儀があるのでは???」
食いさがるばかりで、事務員はイライラモードに突入態勢~ ピキピキピキ-
とにかくです 交差点の角に、葬儀の案内看板があったとしても、決して我が家じゃない
だってほらぁ~ 自宅の前に、忌中の看板は出てないし、工場はガ-ガ-製造中だしぃ
寝たきりとは言え、うちの婆ちゃんは病院でちゃんと生きてるし、いったい何?
どんなに立ち向かって言葉を並べても、その人はず~っと自分の主張を述べるだけ-
最後の最後に、その人の口から出た言葉で、ついに解き放たれる時が来た
「◎◎××さんのお宅ですよね」
「へ? は? なんてぇ? うちにはそげは人はおらん(いない)です」
「あ~ そうですかぁ~ そりゃどうも~」
意味不明な訪問者は、何処とも無く去って行き、整髪料のキツイ匂いだけが残った
とんだお騒がせ者め 分からないことは、葬儀屋さんにお尋ねなさい ブツブツブツ