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ご機嫌いかが?

今日一日どんなあなたでいましたか

おこられました

2014-02-10 01:56:45 | Weblog

自宅に戻っている時、電話が鳴った

急いで受話器を取る

『前の事務所に居るんですけど、誰もいないんですが・・・』

耳に伝わるその声に、すぐに行きますと答える事務員でありました

 

だけど~   事務所の前に、人も車も見当たりません   

前の事務所って言ってたけど、もしかして国道をまたいだ目の前にある◇◇商事?

そこにも来客の様子は無い   さてはすでに帰ってしまったのか?

事務所と自宅は、市道を挟んではいるが、歩いて何歩・何秒の距離なので

そんなに待たせた訳ではない    何故だろ???

暫ぁ~くして、再び同じ番号で電話が掛かって来た

すると、開口一番 『前の事務所でずっと待っているんですが、いつまで待たせるんですか!』  

「えっ!?  いつまで待たせるも何も、事務所の前にはどなたもお越しではありませんが」

『そんな筈は無い  事務所があった場所に居ます  いったい何処に移転したんですか!』

 

「ひぃ~  移転だなんて、うちは何処にも移っていませんよ」

『道路工事で事務所は解体してあるし、空き地に何も無いし、、、事務所は何処~ぉ』

「ですから、事務所は解体もしてないし、まだ元の場所で頑張ってます」と、こっちも必死の攻防

押し問答の挙句、相手方からこんなひとことで結末を見ることになる

『お宅のプラントが見える、道路工事中の場所に居ます』

「うちはすぐ傍の信号機の角で、その工事中の警備員さんがここから見えますがぁ~」

『あは  あはは  あはははは  じゃ~ ここは何処ですか?』

「そこは隣です   交差点の角に看板ありますから、それを目印にお越し下さい」

 

何だかんだと言い訳しながら、その人はやって来た

自分の思い込みな勘違いだったと更に言い訳は続き、もう良いだろうと思うくらい延々と~        

勘違いで事務員は怒られ続けていた訳で、すっかり疲れてしまったのでありました(笑)

工場の塀の向こうで待っていたらしいその人は、製品のカタログを持って帰ったまま

それからは音沙汰無し    いつまで待たせるんですか。。。  事務員は言いません

ただ 吉報を待っている  そう それだけです   

何と言っても、勘違いをさせてしまったのは、道路拡張工事がすぐ隣で止まっていること

巷の噂ばなしだけが、勝手に独り歩きしている状況    ほんと  待つのは辛いゎ