僕のヒーローアカデミア 42巻 最終巻
漫画、堀越耕平
今月の新刊です。
ちゃんと発売日に手元にあったんですが、
先ほど読み終えました。
なぜなら、
キチンと時間がある時に読みたかったし
読んだら終わってしまうから。
そう、号泣する準備は出来ていた!
最終巻ですが、やっぱ叫んでおきましょう。
“かっちゃーーーーーーーん!!!!!!!”
カッコ良すぎるよ!素敵すぎるよ!
早くアニメで聞きたいセリフが山盛りだよ!
とまぁ、散らかった気持ちのまま
ネタバレ感想です。
デクくんが弔くんの心を掬い救うことは
予想内ですが、まさかのラスボスの心まで
“寂しがりな人間” になってしまうとは。
ブラコン兄さんだとは思ってたけども。
そして20ページかからずにバトルが終了して
ビックリ。
勝って終わりじゃないのがヒロアカ。
その後の処理に奔走するのもヒーローの仕事。
皆んなを笑顔にするまでがヒーローの役目。
ボロボロで入院のデクとオールマイトが同室で
語らう。
同じく入院中の かっちゃんは
腕を切って義手にすることよりも
リハビリで何とかすることを迷わず選択。
かっちゃんの個性は手の平からなので
切ってしまうわけにはいかないと。
かっちゃんカッコいい!
そして、デクくんが無個性に戻ると知り
泣いちゃう かっちゃんが可愛すぎる!
そんなデクと かっちゃんに
“最高のヒーローだ”
と伝えるオールマイトかっこいい!
やっぱオールマイトに褒められる認められる
ことは格別だよね!
声に出してオールマイトが好きと言い続ける
デクくんよりも
声に出せずにオールマイトが好きで拗らせてた
かっちゃんの方が、嬉しかったんじゃないか
と思う。 私個人の感想です。
そして3年生は卒業し、
青山くんは学園を去り、
A組に心操くんが入り、
轟一家は橙矢(荼毘)に会いに行き、
焦凍と橙矢の好物が同じ蕎麦だと判明し、
デクはスピナーに弔の伝言を伝え、
1年生たちが元気でミーハーで
かっちゃんと轟くんが追いかけられて怯え
それを飯田くんが諌めてくれて、
みんなで復興の手伝いをし、
皆んなが笑顔になる中
お茶子ちゃんはヒミコちゃんの死に
心を痛めてることを言えず壊れそうになってた
けれど、
梅雨ちゃんとデクが気づいて
一緒に受け止める。
かつての弔のような男の子は
かつて弔を見てみぬふりしてしまったことを
悔やんでいた女性によって救われる。
(女性は、それが後の弔とは知らない)
8年後、
デクは教師になっていた。
そして、かつてのデクのように
ヒーローになりたいけど自分では無理なのかと
悩む少年と出会い、
“きみはヒーローになれる”
と背中を押してあげるのでした。
『完』
なんですが、この後のエピローグ話が
ジャンプ掲載の最終回になります。
教師やってるデクの元に
オールマイトがやってきます。
そして、オールマイトの友達と発目ちゃんが
作った個性を使えるアーマーを渡される。
かっちゃん中心にA組の皆んなが共同出資して
くれたものだった。
“これも君が勝ち取ったチカラだ”と
オールマイトに言われる。
崖崩れでのヒーロー要請に
デク来いと声をかける かっちゃん。
また皆んなでヒーロー活動のために
向かうのでした。
がジャンプでの最終回。
さらに、42巻での描き下ろし。
お茶子ちゃんは最近ヒミコちゃんの夢を見るが
内容を覚えてないことを梅雨ちゃんに告げる。
同窓会(轟くんの2位ランクアップ祝い)
に向かう かっちゃんの車には
切島くんとデカが乗っていて、
遠回しにデクを事務所に誘ってるのに
気づかずに一刀両断のデクに切島くんが説明。
それでもデクは先生を続けながら
ヒーロー活動を手伝うスタンスを崩す気はない
決意は変わらず。
(かっちゃんもわかってる)
そして、かっちゃんはデクに
“皆、特別は誰も特別じゃない”という
意味深な忠告をする。
同窓会中に緊急召集で出動する皆。
そのままお開きとなるが
デクは かっちゃんの言葉が引っかかり
お茶子ちゃんと話せてないことが気になる。
お茶子ちゃんはデクへの気持ちを
封印していたけれど、最近会う機会が増えて
そこからヒミコちゃんの夢を見てることに
気づく。
ヒミコちゃんは、お茶子ちゃんに
“好きに生きて”欲しいと笑っていた。
そして、お茶子ちゃんを探してたデクは
もっと話したいと告げたのでした。
ハッピーエンド!!!
良かったねーーー!!!
というか、
何気にキューピットが かっちゃんって
かっちゃん素敵すぎやん!
(なんでも かっちゃんの手柄にもっていく私)
最終巻、ヒロアカメンバーの小ネタが
いっぱい詰まってて書ききれない!
デクたちの卒業式での代表は飯田くんとか、
何気に店の支払いを済ませてる
無意識王子な轟くんとか、
単行本の表紙を外したとこの
オールマイトのセリフがお茶目だったり、
ほんと嬉しい姿が何気なく詰まってて
もうホントに拾いきれてないに違いない!!!
というわけで、
あと何回読めば完読したと
胸を張っていえるか謎です。
さぁレッツリピート!
堀越耕平先生、こんなに満足で満腹で幸せな
最終巻を描いてくださって、
素敵な物語をありがとうございました。
帯を外すと、こんな感じ。
この弔くん可愛い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/87/e243b52fce9aaa13931efd2036c8b911.jpg?1733655399)
裏のオールドなオールマイト素敵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/03/a59e726e873e6cd75f4aac0e365fb805.jpg?1733655481)
そして1巻と42巻の表紙がオマージュで素敵!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/15/4ee92108c288f0ae9c16baee0eecfe65.jpg?1733655481)
最終巻で突然 知らないキャラが表紙にいて
ビックリしたけど、
そういうことかと納得の最終巻!
こんなに推した漫画は久しぶりで
2〜3ヶ月おきの新刊を楽しみにする漫画が
終わった喪失感に、
急いで何か面白い漫画ないかなと
物色してますが
ヒロアカ級がそうそう転がってるハズもなく
気長にいこうと思うことにしました。
異世界居酒屋のぶ 19巻 新刊
原作、蝉川夏哉
漫画、ヴァージニア二等兵
キャラクター原案、転
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e6/9399a9980fae824d04143f02e0548c71.jpg?1733576137)
異世界に繋がった居酒屋のぶ。
19巻は居酒屋のぶと同じアイテーリアの名店
〈四翼の獅子〉亭でのお話の続きです。
〈四翼の獅子〉亭での〈晩餐会〉を
大リュービクから任された小リュービクは
総料理長として仕切ることに。
小リュービクは居酒屋のぶ のハンスに
助っ人を頼む。
伝統メニュー〈獅子の四十七皿〉を出すと
決めていた小リュービクだが、
それでは足りないと
『“四十八皿”目』を作るのにハンスの助けが
欲しいという。
快諾したハンスは、
のぶとは違う厨房で刺激を受ける。
小リュービクが目指した “四十八皿”目は
小リュービクが母から学んだ味や
のぶで受けた刺激を取り入れながらも
アイテーリアらしさを出したメニューだった。
何度も試作を重ね、醤油も使い、
完成した“四十八皿”目。
さて、その晩餐会だが
主催者であるロンバウトは身に覚えがない。
自分の名前で晩餐会の準備をしてしまうような
人物は父親の仕業であることき気づき
何か意図があり仕組んでいるのだろうと
この晩餐会を成功させてみせると意気込む。
〈晩餐会〉で“四十八皿”目のお披露目は成功。
集められたメンバーや“四十八皿”目で
お膳立てされたと感じたロンバウトは
アイテーリアを交易の中心にするという野望を
式辞として述べ大反響を受ける。
運命の歯車が噛み合った。
この〈晩餐会〉は
ロンバウトの父親ウィレムと
小リュービクの父親 大リュービクの
2人の父親が息子たちの為に開いたものであり、
エトヴィン助祭も含めた
ウィレムと大リュービクの3人が若かりし頃
それぞれの道を歩む時にした約束を果たす場も
兼ねていたのであった。
そこには たくさんの秘密があり
大リュービクはそれを心苦しく思ってきたが
ウィレムとエトヴィンに
積み重ねたものは嘘ではないと言ってもらい
小リュービクの“四十八皿”目を「美味しい」と
言ってあげることが出来て肩の荷がおりる
のでした。
“四十八皿”目のレシピは公開され大流行。
そうやって浸透して『アイテーリアの味』に
なることを願ってのことです。
ハンスの成長著しく、
巣立ちするのではとドキドキな しのぶちゃん。
みんなが“すだち”を口にするので
覚悟を決めようと思っていたら
果実の“すだち”の話をしていたのを
勘違いしてただけでした。
まだまだ教えることいっぱいあるからという
大将の言葉にホッとする しのぶちゃんでした。
最後は休みの日に たらこ茶漬けを楽しむ
しのぶちゃんと大将のホッコリ話。
19巻で一段落ですね。
20巻はどんな話が始まるのかな。
アイテーリアがどんどん豊かになり
人が増えてきそうで楽しみです。
出禁のモグラ 8巻 新刊
漫画、江口夏実
死ねないモグラの物語。
裏路地の夏祭り編。
真木が取られたお金を取り戻すため
狐面に勝負を挑んだモグラ。
“目の前の利益に反応しやすい”狐面に対し
“長い目で見た利益に反応しやすい”モグラ。
モグラは線香ビスケットを使って勝ちます。
支払えない負け分を “管狐” の契約でチャラに
するというモグラに全力拒否の狐面だが、
彼が連れていた銭(ぜぜ)がモグラを気に入り
管狐になってモグラの死後の亡骸を頂戴して
『人間標本』を作ると言い出す。
(モグラが死なないことを知らない)
というわけで、銭がモグラの管狐に。
銭ちゃんは呼んでないのに入り浸り
狐面(上司に言われ嫌々 保護責任者をしてた)
はこれ幸いと栗と魚(銭の好物)を送りつけて
押し付けるのでした。
大学の文化祭話。
ジャー論vs創作系論(真木と八重子所属)の
売り上げNo.1対決が繰り広げられるが
結局は軟式テニスサークルが断トツ一位。
詩魚ちゃんが、
またヤバいのを引き寄せてしまった様子。
詩魚ちゃん家族も同じ属性のようで
全く気づかず気にしてない。
しかし、おかしいと気づいてしまった
真木と八重ちゃんは梗史郎も気にしてたと知り
これはヤバいと察知してモグラの元へ。
モグラは その霊が
『何かしでかさないか』は『わからない』
と言って、詳しい知り合いに聞くことにする。
というところで以下次巻。
今巻は、いつも以上に描写ビッチリで
心理戦が小難しくて読むの大変でした。
でも読んじゃうんですけどね。面白いから。
狐面の素顔は出てこなかったけど、
上司描写といい やっぱり鬼灯の冷徹の
あの狐だよねぇ。
素顔を出さなかったことで
鬼灯の方と絡む予定ナシということなのか
そのうち出てきてカオスになるのかも
気になるところです。
帯に『アニメ化決定』の文字が!!!
アニメの方がわかりやすそうな漫画だと
思いますが、マニアックなアニメになりそう。
声優さん、誰がするんだろう?
同作者さんの鬼灯の冷徹のアニメが
声優さんバッチリで面白すぎたので
世界を絡ませる予定があるなら
同じ声優さん使えないよなぁと思ってみたり。
(人気声優さん、かなり出てたような。)
どうなるのか楽しみだなぁ。
鬼の花嫁は喰べられたい 10巻
漫画、サカノ景子
酒呑童子と人間の花嫁 真白の
新婚イチャイチャ漫画。
注文の多い料理店を料理屋だと思って入る
酒呑童子と真白は、貼り紙どおりに
素直に自分たちの料理される下ごしらえを
イチャつきながら
ちょっとエッチっぽくなりながらやっていく。
仕掛けた方が酒呑童子と気づいて畏怖した頃
ようやく酒呑童子もおかしいと思う。
逃げてもらうために脅かすために
『食べるぞー』と言うと
真白が『酒呑童子さまに食べられるからダメ』
と言って、あっそうですか
みたいな感じで逃げてもらうことに成功。
真白の誕生日プレゼントとして
真白の思い出の温泉へ旅行に行くが、
それを真白のシスコン兄に聞いた時に
酒呑が真白に愛しく触ろうとすると
酒呑にだけ電流が走る呪をかけられていた。
それならば私が触る!と頑張る真白と
結局は我慢できずに抱きしめて
電流を受ける酒呑でした。
あとは
酒呑、真白、夜叉、狛丸、師匠の
わちゃわちゃメンバーによる闇鍋や
初詣に行くお話し
などなど盛りだくさん。
番外編では、酒呑&真白が人間の新婚パロで
ネクタイを外す仕草にキュンとした真白が
何度も外してもらうのですが、
密かに酒呑も
真白にネクタイを結んでもらうのに
キュンとしてて
キュンキュンしあっているという
なんとも2人らしいお腹いっぱいな番外編で
可愛い。
ほんと、ラブラブイチャイチャ
見てる方は呆れたくなるけれど
微笑ましく可愛らしく癒されます。
そういうお話だらけで10巻ってスゴすぎる。
最初イチャイチャしてても
途中からライバル出てきて波乱になったり
シリアスになってヒロインが苦しくなるような
お話が多い中、徹底的にイチャイチャだけで
続いてくれて本当に嬉しい。
これからも、そんな2人でいてください。
後は珠姫ちゃんの勘違いからの片想いによって
夜叉くんが大変になるのかな。
どこまでも苦労性の夜叉くんファイト!
乙嫁語り 15巻 新刊
漫画、森薫
中央アジアから舞台はイギリスへ。
実家に戻ったスミスについてきたタラス。
スミスの母親は結婚に大反対!
父親と兄は、すでに連れてきてしまってるし
歓迎はしないけどスミスが意思を曲げない
性格なのを知ってるので諦めている。
母親は、敷地内にいれることすら許可しない。
じゃあ別荘に移るというと
それも敷地内だというので、
ホーキンズさんの使ってない別荘に移る。
タラスさんは、
こんなに犠牲を払わせているのに
それでもスミスといられることが幸せだ思う。
そして、少しでも役に立ちたいと思う。
タラスさんは羊を調達してもらって
世話を始める。
タラスさんの名馬チュバルを見たいという人が
ホーキンスさんの紹介でやってくて
見事なチュバルに譲ってくれと言うが
スミスが断固拒否。
ではせめて子を産ませることがあれば
連絡して欲しいと頼みこまれる。
スミスはお金のために繁殖させることに
あまり乗り気ではないが
タラスは名馬を欲しがる気持ちはわかると
そういうことに抵抗はなさそう。
(積極的でもなさそう)
ホーキンスはやればいいのにと思ってそう。
兄が様子を見に訪ねてきて、
母親はお前を死んだ扱いしてるよと伝える。
そして、結婚することき固執せずに
内縁の妻にして 表向きは使用人で
構わないじゃないかと言われるが
スミスはタラスとの正式な結婚を諦めない。
スコットランドに行けば、
2人立ち会いがあれば結婚出来るからと
兄とホーキンスを巻き込んで
スミスとタラスは
スコットランドへ向かうことに。
途中で、タラスを死んだことにして
スミスと行かせてくれた元旦那の再婚 の式に
タラスの義母(元の元の旦那の母)が出席、
こっそりとタラスが生きてること
スミスの元にいることを伝える。
涙を流し生きてることを喜ぶ義母も
元旦那も優しいなぁ。
スミスを案内していたアリが報酬を得て
故郷に戻ってきました。
その報酬が大きいと兄が自慢したものだから
噂が広がります。
アリが結婚したいと言ってたことは
周知の事実だったようで、
娘を嫁にという話が殺到して驚く。
幼馴染のマディナの父親も
アリにマディナをというが、
マディナは金持ちになったから結婚するなんて
嫌だ拒否。
その後、アリの稼いだ報酬は
多いけれど大きくはないということが判明し
蜘蛛の子を散らすように嫁候補はいなくなる。
嫁を選べると思ってなかったアリは
選べるという状況に戸惑っていたので
いなくなっても あんまり気にしてない様子。
しかし、アリが大金持ちではないとわかって
マディナは自分と結婚してと逆プロポーズ。
彼女は本当にアリが好きで
お金持ちだから結婚したと思われたくなかった
だけだったから、
お金がなくても好きだから結婚するんだという
今の状況の方がいいという。
アリはマディナに恋心はないものの
嫌いではないし 自分がいいというマディナに
それじゃあ結婚しようという。
しかしマディナの父親が手のひら返しで反対
してきます。
しかし、実はアリは現金はそれなりにしか
持っていなかったが現金は宝飾品にかえて
かなりのものを持っていた。
騙したと怒るマディナだが
嘘はついてないと飄々としてるアリに
やっぱり嫁にもらってくれた言い出す
マディナの父親。
そんなわけで、
周囲にはアリが本当は凄い宝飾品を持ってた
ことは伏せて、
貧乏人アリに嫁ぐ物好きなマディナ
ということで無事に結婚するのでした。
スコットランドへの道中の4人。
気が利かないスミスに
タラスのためきホーキンスが休憩をとる。
そこでスミスは、
タラスが馬車より馬の方が楽だと
思ってることを知り、
タラスには馬で移動してもらうことにする。
スコットランドまで、
どんな道中になるのやら。
というところで以下次巻。
久しぶりの新刊は分厚かった!
そして、読み応え抜群だった!!!
今週中にあと2回は読み返すだろうな。
それぐらい濃い。
タラスさんはスミスさんのために頑張るわりに
イギリスに染まる気はなさそうなのと
周囲に理解してもらおうという気はなさそう。
(理解して貰える訳がないと思ってるっぽい)
同じ健気で一途な新妻でも
マディナさんは感情豊かなツンデレぽくて
可愛らしい。
アリが自分との思い出を忘れてても
そうだと思ったと流して
それでも好きなぐらい好きって凄い。
アリ&マディナの新婚生活も読みたいな。
でも次巻は、
スミス&タラスを追いつつ
アゼル夫婦の話が入る予定だそうです。
それも楽しみ♪