天堂家物語 11巻
漫画、斎藤けん
天堂雅人に身代わりで嫁いだ らんが
天堂家のお家騒動に奮闘しながら
雅人に惹かれていく恋愛漫画。
天堂家の物語は複雑怪奇ですが
大きくドーンと事件化していくのか
拗らせてるだけな感じで収まるのか。
恋愛の方は王道です。
らんの人との関わり方を知らない鈍さと
身を守れる自信があるがゆえの隙だらけさで
読んでる方は焦ったさ半端ないです。
らんと鴉が再会。
らんのことが好きな鴉は、
らんに雅人の為になる情報をあげるからと
交換条件を出してきます。
今回は人助けという
らんがしたいことを条件にして警戒を緩めさせ
せっかく手にした情報は雅人サイドに伝えたら
“どこでどうやって誰から得たのか”を
隠して伝えることが出来るのか→出来ない。
晶は母親に呼ばれたと大喜び。
母が何か企んでると気づく周は止めるが
晶は周に難癖つけられた気持ちになり
怒って行ってしまう。
周の予想どおり母ではなく雪人がいて、
何やら晶で遊ぼうと企んで呼んだよう。
(晶より周を呼びたかったのかな)
気を失う晶。
周は半狂乱で怒る。
隠し事をしてる挙動不審になる
らんに、雅人は自分への気持ちが恋愛感情と
分からずに挙動不審になってると勘違い。
雅人は らんに金平糖をあげる。
らんは、雅人の側にいて道具となると決めた
ことを伝え、雅人は“その命 俺のために使え”
と抱き締める。
というところで以下次巻。
両想いだと分かって読むと、
抱きしめ合ってるし
お互いにプロポーズしてるかのようなセリフに
感じますが、言葉の意味のままなんですよね。
微妙にズレております。
この微妙なズレが大事になる前に
何とか修正して欲しいけど無理だろな。
晶の方は雪人に何をされたのやら。
雪人も何を企んでいるのやら。
母親はもっと何を企んでいるのやら。
もうドロドロですね。
どれか一つでいいから
早く片付いて欲しいなぁ。