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Shrink 〜精神科ヨワイ〜 1〜9巻 漫画 NHKドラマ全3話 ネタバレ感想

2024年09月15日 20時43分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
Shrink 〜精神科ヨワイ〜 1〜9巻
原作、七海仁
漫画、月子
新宿ひだまりクリニックの弱井先生が
精神科の患者さんたちと向き合うお話。

NHKでの実写ドラマ、全3話だったんですね。
6話ぐらいあるのかと思ってた。勿体無い。
中村倫也さん、弱井先生でした。

ドラマのお話のネタバレを含みますが、
ドラマでも謎だった婚約者の死や
早乙女先生との因縁は8巻まででも
進展は同じ程度程度です。

この漫画の柱は2つ。

一つ目は患者さんと丁寧に向き合う為に
小さなクリニックを経営する精神科病院の話。

二つ目はハーバードの医学大学院に留学してた
エリート弱井先生がナゼ新宿で開業したのか。


患者さんとの向き合い方、原因の見つけ方、
対処方法、他の機関との連携や関わり合いを
丁寧に描いてあって、
ちょっと心当たりがあると読むのが
しんどくザワザワしてしまいます。

精神科で働くのは初めての看護師の雨宮さんが
素朴な疑問やイメージを語ってくれるので
弱井先生の説明がわかりやすく
すんなり入ります。

雨宮さんが、
精神科への理解を深めていくというのも
一つ目の柱の軸です。


弱井先生がクリニックを開業したのは、
先生が留学中に 日本で待っていた婚約者
(一緒に行こうと誘ったが待つと言われた)が
自殺したからのようですが、
なぜ自殺したのかは謎のままです。

彼女が新宿が好きだと言ってたから
新宿での開業ということと、
どうやら彼女の自殺と早乙女先生は関係が
あるんだろうなという感じ。


早乙女先生は、
弱井先生の診療と対局に描かれています。

5分程度の診察で優しい言葉と病名を言って
薬を処方する。


私の中での精神科のイメージにかなり近い。

さすがに病気の説明は
自分が出してる本を読んでで済ませるとか
いつでも連絡してきていいよと
プライベートっぽい連絡先を教えるのは
やりすぎな気がしますが…。

しかも連絡しても最初は耳当たりの良い返事を
していても面倒な患者と思うと未読無視は
かなりヤバいと思う。


まぁでも、いつでも連絡していいよと言って
実際に連絡すると、来院した時に聞くねとか
言われてちゃうなんてのは
他の科の病院でもアルアルですよね。

病院って忙しいとこというイメージが強いので
弱井先生の診察の丁寧さは
理想ではあるだろうけど無理だろうなぁと
思ってしまいます。
(高額ではなさそうなので余計に)


いずれ弱井先生と早乙女先生の対立が
描かれて真相が明るみになるのかな。

ドラマも続編作って、
そこの伏線回収してもらいたいです。
(弱井先生のイメージがドンピシャすぎて
雨宮さんは少し違うのが気になりますが。)




さて、漫画の方ですが
9巻が『コロナ』です。

緊急事態宣言前後の世間は
患者さんの精神も医療従事者の精神も蝕むもの
だったと思います。

医療従事者の方は、想像に難くないですが
患者さんもそりゃ大変でしたよね。
コロナになってもならなくても
皆んなが大変でした。
(ママ友ランチ会が出来なくなり情報過多で
どんどん潔癖になっていく母親の話とか
わかりすぎる。)

そして現在でも続いている
まだ過去ではないお話だなと
改めて思いました。

今でも、手洗いの回数とか多いと思うし
外出先でのトイレとかも躊躇ったりしてしまい
がちだなと思ってます。




ちょっと読むのしんどくなる
お話ではありますが、
色んなことを知ることができたと思います。



          
             





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