ライジングサンR 1〜10巻
“ライジングサン”の続編。
漫画、藤原さとし
“ライジングサン”の続編。
自衛官候補生だった甲斐一気が自衛官になり
次はレンジャーを目指したい。
しかし、レンジャー教育に参加させてもらえず
平穏な日々を過ごしていたが、
非常呼集がかかり行方不明者の捜索をする。
みつけることは出来たが、
生還させることは出来ず無力さを実感。
レンジャー訓練参加を認められる甲斐は
『素養訓練』を突破、
『レンジャー養成訓練』へ。
取材できた週刊誌こ編集者の永野は
あまり乗り気でないため訓練生たちの見分けも
おぼつかない。
そこで、頬に傷がある甲斐が目に入り
甲斐のことを“キズくん”と心の中で呼んで
“キズくん”を軸にして見ていくうちに、
どうしてこんな理不尽を享受してまで
レンジャーになろうと思えるのかを
感じ取ろうと前向きになっていく。
甲斐のバディの相良はとても優秀。
最初に脱落したのは訓練中き負傷した
甲斐の同期の伏屋だった。
最初は脱落した仲間を思い涙する皆んなだが、
それさえも生死がかかるレンジャーにとっては
不要なものだと気づく。
最後の『最終想定訓練』は
三日三晩不眠不休で山林を行軍。
2日目に低体温症で一時離脱するイッキだが、
甲斐の荷物を他のメンバーが運んでくれて
そこに追いつくことで状況再開できた。
最後はヘリに合流しないとなんですが、
敵の足止めのため一人応戦する甲斐だが、
銃弾が尽きタイムリミットがきて
甲斐一人が脱落するのかと思ったその時、
相良が飛び出して助けられ、
全員でヘリに乗ることに成功。
晴れてレンジャーになれました。
10巻の途中でレンジャー訓練終了して
新章の序章になってます。
レンジャーになった甲斐と西。
伏屋と西の約束の合コンを休暇中にすることに
なります。
甲斐は富士山から歩いて合コンの居酒屋に。
ヤバい人認定され警戒されますが、
地震がおこり自衛隊3人のお陰で
女の子たちは無事。
店は火災が起こり逃げ遅れた人が1人。
消防が来るまで待っては間に合わない。
甲斐は火災での訓練はしたことないが
背負ってきてた道具を使って西と救出を決行、
無事に救出できます。
女の子たちは、ヤバい人たちと思ってたけど
見直してくれたのかな。
という感じで以下次巻。
女の子の1人が登山アイドルのようで、
活動休止中だったけど
甲斐を見て、
また山に登ろうかなと思ってます。
しかし、甲斐の方は彼女が動画サイトで
以前登ってた山が活火山なのが気になる様子。
めっちゃフラグですね。
というところで以下次巻です。
これから、レンジャーとしての物語が
始まります。
レンジャーと聞くと救助のイメージですが、
日本を守るのがレンジャーなんですよね。
週刊誌の記者さんの目線を通して、
レンジャーが世間から厳しい対応をされやすい
理不尽さも描かれています。
世間から褒められる時は
日本に危機があった時(災害含む)なので
褒められない方が良い覚悟がないといけない
という理不尽を乗り越えてまでレンジャーに
なる理由は、それぞれにあって同じではないと
いう結論に。
これから、厳しいレンジャーの現実編に
突入していくんだろうな。
頑張れ甲斐!