あおのたつき 1〜9巻
漫画、安達智
人気絶頂で亡くなった花魁の濃紫は、
浮世と冥土の間『鎮守の社』に迷い込む。
少女の姿になっていたので、
幼名の「あお」を名乗ってます。
鎮守の社の宮司、楽丸と共に
“わだかまり”を持つ遊女たちの魂を救い
導いていく。
というお話。
「たつき」とは生計のこと。
楽丸を手伝うことで、
あおは生計を立てていくということかな。
“わだかまり”がある魂は、
その特徴が特化したような姿になり
暴走したりするので、
それを浄化していく。
あおも“わだかまり”があるから
少女の姿をしているようです。
怪奇譚の分類になるのかなと思いますが、
あおがちゃきちゃきの江戸っ子気質だし
楽丸は天然さんなとこがあるしで、
重い“わだかまり”でも重苦しくなく
わちゃわちゃと楽しそうですらあります。