同居人はひざ、時々、頭のうえ。1〜8巻
原作、みなつき
漫画、二ツ屋あす
ちょっと前だか、
かなり前だかにアニメ化してて、
その頃に何人かに勧めていただいたのに
何故だか見なかったのに
何となく覚えてて
やっとこさ読んだ漫画。
天邪鬼な私。
小説家の素晴くんが、
野良だった猫と出会い
ハルと名付けて一緒に暮らすようになり、
猫がいることで外の世界と繋がっていく
というお話。
ハルと一緒に暮らすのに奮闘する姿が
可愛らしい。
そして、同じ話を
素晴くん目線とハル目線で交互に語っていく
というスタイルなので、
素晴くんとハルが
全く違うことを考えていたりして面白い。
ハルは野良の時に兄弟たちを守ろうと
頑張ってたお姉ちゃん猫なので、
素晴くんのことを放っておけないと
世話を焼いていて、
素晴くんもハルの世話を焼いてるわけで、
どっちもが “しょうがないなぁ” と
世話を焼いてあげてると思ってるわけですが、
この“しょうがないなぁ”は
とってもあったかい“しょうがないなぁ”で
読んでると癒される“しょうがないなぁ”
なわけです。
どっちも想い合って暮らしてるわけだから、
幸せなことですよね。
トノもそんなこと思ってたりするのかなとか
ついついそんなことを思ってしまいます。
こういうお話にありがちな
またも子猫を拾ってしまった話もありますが、
ちゃんと里親募集して、
1匹だけ残るのかなと思わせといて
全員無事に里親さんが決まりました。
ハルが一生懸命世話してたので
寂しくなっちゃって
可哀想かなとも想いましたが、
素晴くんとハルの2人(1人と1匹)のお話が
好きなので、良かったかな。
2人の距離も更に縮まった感じだし。
連載中なので、
また2人(1人と1匹)の生活に戻って
どうなっていくのか楽しみです。