転生悪女の黒歴史 1〜8巻
漫画、冬夏アキハル
転生悪女もの。
転生先は、主人公が10代の頃に書いた物語。
“黒歴史”。
なのに、主人公が “なりたい自分” を詰め込んだ
物語の主人公コノハではなく、
悪女の妹イアナとして転生。
イアナは、自分の死亡フラグを折るために
何かとトラブルに巻き込まれるコノハを
助けて助けて助けまくる。
元から人を疑うことを知らない聖女コノハは
イアナ大好きなのでおいといて、
黒歴史の物語ではイアナ暗殺を依頼する
コノハの恋人で “理想の男” ギノフォードは
コノハを助けたイアナを信じる存在に。
黒歴史の物語ではイアナを暗殺した
コノハだけが大切な執事のソルは、
イアナを信じたい気持ちに揺れる。
そんな中、物語の歪みを修正しようとする
勢力が現れる。
コノハは、聖者候補として神殿に呼ばれる。
コノハが聖者になるルートを折りたいイアナ。
もう1人の聖者候補イザークが聖者になるよう
イアナはイザークの側仕えとなり手助けする。
そして、ついにソルがイアナと “主従の誓い”
をする。
というところで以下次巻。
イアナが無茶して暴走しがちで
死亡フラグを折るのに一生懸命に
ジタバタしてフラグを無理矢理へし折る感じが
楽しくて面白い。
って感じだったのに、
物語修正に抗う話に変わってきて、
少しきな臭くなってきたというか
不穏な空気が強くなってきた気がします。
黒歴史を書いた佐藤コノハではなく
転生したイアナが望む展開になって欲しいな。