推しに甘噛み 5巻
漫画、鈴木ジュリエッタ
推し活の為に日本に来た
天然お嬢様吸血鬼のヒナちゃんが
推しにソックリだけど口が悪く
でも世話焼きで優しい甘夏くんと出会う
というラブコメ。
ヒナちゃんは血を吸ったことがない吸血鬼
だけど、上位吸血鬼のため強い。
甘夏くんは吸血鬼とって血を吸いたくなる
甘い香りがする。
前巻のバーで吸血鬼たちに襲われたことで
甘夏くんは夢見が悪く疲労困憊。
ヒナちゃんは甘夏くんを癒したくて
動物園で赤ちゃん虎と抱っこ券
先着10名のチケットをゲット！
動物園で、ヒナちゃんの推しの中の人（声優）
倫夜（実はかなり強い吸血鬼）に会い
抱っこ券と象の餌やり券を交換してと
推しの声で迫りますが、
甘夏くんが俺のだからと拒否。
虎の赤ちゃん満喫の甘夏くん。
ヒナに譲らなくて悪かったと言いますが
甘夏くんのためのだから譲られたら泣くと
返すのでした。
いつもなら手伝ってくれそうな
推し活のスタンプラリーに付き合ってくれず
1人で奮闘することになったヒナ。
しかし、くじ運がないため推しが出ない。
ヒナを観察してた倫夜は
諦めないヒナを手伝ってあげて
無事に推しをゲットしたのでした。
新米吸血鬼として動画配信してる
シュガタローという男、
みんなネタと思ってるけど本当に新米吸血鬼。
そのシュガタローがたまたま見かけた
ヒナの血を吸おうとするが
甘夏に邪魔されてしまう。
しかし、その時の甘くて美味しそうな香りが
忘れられないシュガタロー。
ヒナに再度接触して血を吸おうとしますが
ヒナのオーラに手が出せない上に
前回のような甘い香りがしないと思う。
ヒナを助けに来た甘夏から甘い香りがして
こっち（男）かぁと思うが
あまりに美味しそうで我慢できずに
血を吸ってしまうのでした。
シュガタローは甘夏の味を知ってしまったため
他の血は美味しくないと思ってしまうことを
動画で嘆きます。
それを見た吸血鬼たちが
甘夏を襲いにくるのではと心配なヒナ。
（実際、全国から集まってきている）
甘夏を襲わせない方法は、ヒナが血を吸い
下僕としてマーキングすること。
（ヒナより下の吸血鬼は父ぐらいだから）
しかし、甘夏との関係が壊れるのが怖いと
悩むけれど、甘夏の安全を思い
血を吸う決意をするヒナ。
それを聞いたビクトルは、
ヒナにそんなことをさせたくないと
自分が甘夏の血を吸って下僕にします。
けど下僕扱いはヒナに禁止されて
甘夏は普通に戻ります。
ビクトルもヒナより下だけど上位吸血鬼なので
これで安心と思うヒナ。
しかし、どうやらそんなに甘くはない様子。
吸血鬼同志の甘夏争奪戦争が起こりそう。
というところで以下次巻。
どうやら、倫夜はヒナの父親と同じぐらい
上位の吸血鬼のようで、日本を外来吸血鬼から
守っているみたいです。
甘夏くんはヒナへの庇護欲が恋愛の独占欲へと
変わってきてることに ちょびっと気づきかけて
きました。
今回はヒナちゃんが血を吸わなくて済んだけど
今後はそうもいかなくなっちゃうのかな。
甘夏くんの苦労が報われてくれるといいな。
