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チ。ー地球の運動についてー 第1集(全8集) 漫画 アニメ第1〜3話 ネタバレ感想

2024年10月13日 21時29分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
チ。ー地球の運動についてー 第1集(全8集)
漫画、魚豊
昨日、アニメの第3話でした。
それが丁度 第1集の最後まででした。

15世紀前半、P王国某所
C教公認 “天動説” に異を唱えることは、
異端思想とされていた。


第1集の主人公は、神童ラファウ。

学校の先生ポトツキの養子で
12歳にして大学入学を許可される。

人生チョロいと思っており
合理的なものを美しいとする世渡り上手。

大学では天文を学びたいが
神学を学ぶように父親に言われてそうする。


異端(研究)者として捕まっていたフベルトを
ポトツキに頼まれ引き取りに行くラファウ。

この出会いがラファウの人生を狂わせる。

力で脅迫されフベルトの異端研究の手伝いを
させられるラファウ。
それは星を観ることだったので
嫌々なフリをしていても
天文がしたいラファウは楽しそうです。

しかし、
フベルトの研究が “地動説” であること知り
“天動説” が公認の世で有り得ないと反論。

それでも “天動説” で違和感のある部分を
“地動説” により地球が「自転」と「公転」を
しているのならば説明が出来てしまいそうで
焦るラファウ。

なによりもフベルトに “天動説” を美しいと
思うかと聞かれ「あまり美しくない」と
吐露してしまったことで、“地動説” の美しさに
気づいてしまう。

激しい衝動にかられたラファウは
地動説を否定するためと理由をつけて
まだまだ未完の地動説の研究をしてしまう。

派遣異端審問官ノヴァクはラフォウに目をつけ
ラファウの部屋から地動説を書いたノートを
みつけてきて、どういうことか聞かれる。

そこにフベルトが現れ自分のノートだと言う。

異端を匿ったり協力したりも重罪なので
フベルトは子供部屋が隠しやすかっただけと
ラファウの関与も否定する。

フベルトは捕まるのが2度目になるので
生きたまま焼かれる死刑となる。


ラファウはフベルトが残した暗号から
フベルトの研究が詰まった石の箱をみつけ、
そこに自分では燃やせなかったから
燃やして欲しいという手紙が添えられており
ラフォウは燃やそうするが出来なかった。

こっそり隠してれやれば大丈夫と思う。

毎日、研究の記録は走り書きの分は燃やし
清書を石箱の中に隠していたが
燃え残りをポトツキがみつけ
その計算式を訂正してラファウの机に置く。

ラファウに目をつけてるノヴァクは
ポトツキに脅しをかける。

実はノヴァクも元異端研究者だったんが改心し
教師になり養子をとり生きるため必死だった。

なのでノヴァクも後がないため、
ラファウを匿うと死刑になるが
ラファウはまだ1回目だから
すぐに認めて改心すれば大丈夫と言われる。

その夜、ラファウは計算を訂正したのは
ポトツキか問うが次の日の朝にしようと言われ
朝起きるとノヴァクがいて、連行される。


ラファウは、この場は改心したと言って
資料を燃やせば まだ詰んでないと思う。

しかしラファウの目には美しい夜空が映る。


ラファウは改心の宣言をせず
『地動説』を唱える。

次の日から資料の在処を聞き出す
拷問が始まるという夜にワインを振る舞われ
ノヴァクにも一緒に飲もうという。

ノヴァクは なぜ改心しなかった問い詰められ
拷問に耐えられるわけがないと言われるが
ラファウは死に至る毒を飲んだからと笑う。

資料が残る方が大事だと。

自殺は重罪で天国に行けないぞと
それが人生の正しい選択なのか問われ
『不正解』だと答えるラファウ。
(天国の存在は否定してるけど)

『不正解は無意味を意味しない』という。

そして、そろそろだから出て行ってほしいと
『ではまた。』と言うラファウ。

小さな窓からの美しい夜空を見上げ
満足そうに亡くなるラファウ。

次の日、遺体を磔にされ燃やされたのでした。



10年後。

1人の男がもう1人の男を脅しながら
逃げるように山道を登っていき
石箱をみつけて、中を見る。

資料の上に “地” と書かれたメッセージが
残されている。

第1集 完



一応架空にしてありますが、
こんなことがあってんじゃないかなぁと
思わせる説得力がある物語です。

神様を信じ、
地球を宇宙の中心とする “天動説” は
覆してしまうには あまりにリスクがある
というのもわかる。

しかし、
真実が知りたいと研究してしまう人達の
“地動説” に魅せられてしまう気持ちの熱量も
バカだなと否定してしまう気になれない。

でも自分なら、
改心しましたって嘘つくことを選びます!


ラファウもそういう世渡り上手くんだったハズ
なのに、それでも抗えなかったんだね。

彼が養子で周りより学力が頭抜けてて
対等に会話が出来たのがフベルトだったのも
大きいんでしょうね。

神童だったからこそ資料を残す重要性に
気づいてしまったんでしょう。

フベルトも資料を自分より賢い人に
燃やして欲しいと書いてるということは
その人が資料を燃やすことが出来なくなること
まで お見通しだったんだと思います。

そうやって
フベルトからバトンを受けたラファウは
次のバトンを繋がる決断(自死)をするのが
凄すぎます。12歳だよー!!!


このアニメはNHKなので、
ラストまでやる予定だろうと思うと安心。
(第2期、第3期と休み休みかもしれないけど)

第1集の主要人物はベテラン有名声優さんばかり
だったので、最初はラファウくんの声が
綺麗すぎる気がせんでもないと思ったけど
すぐに引き込まれました。

なんか坂本真綾さんのラファウくん
もう出てこないの寂しすぎて、
ノヴァクさんが裏で逃がしたりしてて
くれないかなとか思っちゃいました。


続きが気になる。

アニメを初見にするべきか
漫画で予習しておくべきか。

『天動説』『地動説』の歴史や
地球の“自転”や“公転”など
理解しておいた方が面白い漫画なので
テスト問題になりそうな浅い部分しか
覚えてないので、予習しようかな。




          

       




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