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バチバチ BURST 全12巻 漫画 ネタバレ感想

2024年01月28日 16時22分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
バチバチ BURST 全12巻
漫画、佐藤タカヒロ
相撲漫画。

『バチバチ』『バチバチBURST』
『鮫島、最後の十五日』の3部作の真ん中。

私は『バチバチ』は読んでないですが
バーストから読んでも問題なく
面白く読ませてもらいました。


主人公、鮫島鯉太郎は
元大関 火竜の息子で空流部屋の幕下力士。

親子2代に渡る因縁の相手、
元横綱 虎城の息子で虎城部屋の王虎も
幕下に上がってきて、
鯉太郎を叩き潰したいために
色々と画策している。

素行が荒い鯉太郎と表面上は穏やかな王虎だと
マスコミは王虎の誘導通りに
記事にしてくれるため、
王虎は正義のヒーロー、
鯉太郎は悪役という構図にされていく。


もちろん周囲の人たちは
そうじゃないことを分かってるし、
鯉太郎本人は気にしてない。
(慣れっこともいう)


しかし王虎の口車に乗ってしまった鯉太郎は、
負けたら辞める約束をしてしまう。


そして負けた鯉太郎だが、
周囲からの声に助けられ続けることに。

王虎との優勝決定戦での再戦を信じて
勝ち進む。

そのためには王虎にも土がつかないと
いけないわけですが、
そこは兄弟子が頑張ってくれます。

土がついたことで本性が出てしまった王虎は、
世間で装ってた化けの皮が剥がれてくる。

そうなると、卑劣なこともする王虎に対し
真っ直ぐな相撲をする鯉太郎に気づく人も
増えてくる。



優勝決定戦では
王虎、鯉太郎、闘海丸の3人に絞られ
鯉太郎は闘海丸に勝ち王虎との連戦へ。

因縁の2人の勝負。

激戦を制し優勝したのは鯉太郎。


これで横綱の息子として
虎城の息子として
火竜の息子には負けられないという
プライドやら重圧やら
色々と背負っていたものから
王虎は解放される。



めでたしめでたしです。


この後の『鮫島、最後の十五日』は、
終盤で作者さんがお亡くなりなり未完です。

相撲漫画として
上に上がれば上がるほど、
チカラだけでどうにかるわけではない
体格だけで何とかなるものでもないという
相撲としての洗練された魅力は増していくのが
この3部作の魅力だと思います。

しかし、終わりが主人公の優勝で清々しく
素直に喜べる『バチバチBURST』が
好きです。



鯉太郎の成長と優勝。
最後まで読んで、すごく楽しかったです。


これが1巻表紙の鯉太郎。
ケンカ漫画かと思った。
12巻表紙の鯉太郎とは別人です。

力士になっていってる成長がよくわかる。




           
           













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