茉莉花官吏伝 7巻
原作、石田リンネ
漫画、高瀬わか
記憶力抜群の茉莉花が
白楼国の官吏として頑張るお話。
赤奏国の皇后である莉香の お供をして
白楼国へ戻ってきた茉莉花。
莉香は白楼国皇帝に帰る挨拶をする時に
茉莉花を連れて帰りたいと申し出ます。
茉莉花に褒美を出したいのに
白楼国文官だからと断られるから、
赤奏国の文官になれば褒美をだせるし
赤奏国の禁色を出せるという。
珀陽(白楼国皇帝)は、
茉莉花の意思を尊重したいと意見を求める。
公の場で皇帝と話せるとこまできた茉莉花。
自分が目指してるのは白楼国の禁色だと宣言。
珀陽は茉莉花の意思を尊重したいから
代わりに赤奏国に色々と渡すことを約束。
莉香は、それならば
代わりに白楼国から禁色と同等価値の褒美を
茉莉花に出して欲しいと言質をとる。
これで茉莉花は公の場で認められた地位を得て
禁色候補へと名乗りをあげたことになる。
それが赤奏国で共に戦った仲間たちからの
茉莉花への餞別だった。粋ですね。
久しぶりの白楼国で、
珀陽に会いたいなと思う茉莉花。
(公では仲良し封印なので)
そう思ってたら、フラっとやってくる珀陽。
しばし甘々な休息。
茉莉花は湖州への派遣が決まり湖州編スタート。
湖州では州牧補佐 侑立清の不可解な死があり
一度は自殺で片付けられたが
他殺の可能性があり、
それも調べるように言われる。
そして、禁色候補の苑翔景も派遣されるから
切磋琢磨し協力して解決させようという
皇帝の目論見があるようです。
さて、湖州に到着した茉莉花は
素晴らしい琵琶の音色を奏でる大虎と
出会います。
翔景の部下の琵琶を盗んだ容疑で
大虎が捕まりそうになってるとこに遭遇。
茉莉花は、記憶力で大虎のアリバイを証明し
容疑を晴らし懐かれて親友と呼ばれるように。
茉莉花は窃盗にあったり
尾行されてる気配があったり
盗難に入られたり。
茉莉花は窃盗犯たちを見つける。
琵琶を盗んだのも この窃盗犯だった。
翔景は犯人と誤認したことを
大虎と茉莉花に謝罪します。
そこから大虎と どちらが茉莉花と親しいかで
ワチャワチャ喧嘩が始まり、
翔景も茉莉花の親友宣言をします。
親友ではないけれど、
親しくなってきたと感じている茉莉花ですが、
この2人は自分を尾行してた可能性があり、
でも信じたいなぁと思うのでした。
というところで以下次巻。
赤奏国編が終わって白楼国に戻ってきて
しばらくは珀陽と仕事できるのかと思いきや
湖州に派遣で また遠くなって寂しい。
早く禁色が貰えるといいなぁ。