Artist 8巻
漫画、さもえど太郎
芸術家ばかりのアパルトマンに住む
副料理長をしてるジルベールのお話。
それでは8巻。
ジョゼフくんはヤル気はあるけど
派手な仕事に憧れる
ちょっと大雑把な性格で
先輩に仕事のヤリ直しを何度も言われる。
副料理長ジルベールのことは、
謝ってばかりなのに何で副料理長なんだと
思っていたんだけど
ジルベールが店の全員のことを
キチンと見ていて把握してることに
気づいて尊敬するようになる。
良くも悪くも真っ直ぐなジョゼフくんでした。
ジルベールはアパルトマンの隣人アキオ達と
ホラー映画鑑賞に付き合わされる。
何が面白いのか分からないジルベールだが
ホラーは似た設定だからこそ
細部の違いが面白いのだと力説される。
しかし集まってたのは
大家さんの誕生日パーティーの
企画を練るためだった。
大家さんの誕生日のために
ジルベールはケーキを作ることに。
店のパティシエであるディミトリに頼んで
難易度の高い“オペラ”を教えて貰う。
お菓子を作ってみてジルベールは
料理を作る人と菓子を作る人は
全く違う作業をしているのだと気づく。
大家さんの誕生日パーティから
大家さんの昔話へ。
画家との恋物語があったのね。
そして、長い年月を越えて
同じお菓子屋さんに向かっている風な2人。
もしかしたら出会うかも、
気づかずに すれ違うだけかも、
いや会わないままかも、
そもそも同じお菓子屋さんと
明確には書いてないし
という、想像力をかき立てられる
映画のラストのような終わり方で
今巻は終了です。
最初の話以外は、
大家さんの誕生日をキーワードにした
お話たちでした。
相変わらず素敵な漫画です。