久保さんは僕(モブ)を許さない
8〜9巻(全12巻)
漫画、雪森寧々
親にさえも見つけてもらえないぐらい
存在が薄い白石くん。
しかし、
久保さんは白石くんを普通に見つける。
そのことに戸惑いながらも
久保さんを中心に白石くんを見つける友達が
できて(こちらは頑張って見つけてくれる)
普通の高校生ライフを送っていく
青春ラブコメ。
夏休みです。
友達と遊ぶ予定がある夏休みです。
そんなことが嬉しい白石くんの可愛さよ。
そして、久保さんのお姉さんによる誘いで
久保さんたちと海の家でのバイトすることに。
どうやら、久保一族は白石くんを
普通に見つけられるらしいことが
更に証明されました。
久保さんは、ちょっと頑張ったビキニの水着で
お姉さんの計らい(企み?)によって
白石くんと2人きりで海で遊んでいたら
ビキニの紐が解けるハプニング!
もちろんポロリはしないのが、
このラブコメの上品なとこです。
そして、アワアワしつつも
白石くんに結んでもらうこになり
より強くお互いを意識するキッカケになった
ようです。
そして、夏といえば花火大会。
花火大会で迷子になり、
母親が必死に探してくれたのに見つけられず
花火が終わり人少なになってから見つかる
という幼い頃のトラウマがある
白石くん(と母親)。
はぐれないよう気をつけてた筈なのに
弟へのお土産を考えてたらハグれてしまう。
しかも携帯を忘れて出掛けてる白石くん。
みんなが探さずに花火を楽しんでくれてたら
いいのにとさえ思う白石くん。
しかし、私が必ず見つけると
頑張った久保さんによってみつかる。
そして、最後の花火が終わるまでに
花火がよく見えるスポットまで
皆んなでダッシュ!青春です。
そして、無事に花火をみれて
とっても素敵な思い出となるのでした。
夏休みが終わることを寂しく思う皆んな。
でも、たくさん思い出ができて
とっても楽しかったと語り合う。
そんなこと初めての白石くんの
嬉しい気持ちを思うと
良かったねぇと泣きそうになりましたよ。
完全保護者目線。
久保さんは無自覚ながらも
行動は完全に白石くん一筋ですが
白石くんの方はとうとう久保さんへの想いに
気づきかけています。
せっかく出来た友達なのに…と
落ち込んでるようなので心配。
両思いだから大丈夫だよー!
と言ってあげたい。
というか、
2人の周りの人達もそう思ってるので
きっと、何とかしてくれるんでしょう。
ほんと、ほんわか可愛くて、
久保さんは無自覚あざと可愛い女子なのに
天然だからか嫌味がない。
女子に嫌われない女子な感じの
さじ加減が絶妙だなと思います。
女性作者さんらしいので、
そのおかげかな。
そこが男性読者は物足りない人もいるらしい。
それがいいんじゃないか!
表紙の久保さんの可愛いこと!
そして、
表紙シリーズのミニ白石くんも可愛い。
どうやら次巻から
表紙にミニ白石くんがいないようで
ミニ白石ファンとしては寂しい。
白石くんが恋心を自覚した証拠なのかな。
と思うことにしよう。