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公爵家のメイドに憑依しました 全103話 外伝8話 電子漫画 ネタバレ感想

2023年06月18日 21時52分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
公爵家のメイドに憑依しました
全103話 外伝8話
漫画、Aloha
原作、Jooahri
小説の中に入ってしまった系漫画。

主人公は小説のモブであるメイドに憑依。

それも小説では不幸な死を迎えるリアンドロの
メイド、イベリナになっていた。

小説のリアンドロは、
政略結婚の両親に愛はなく
息子のリアンドロにも無関心。

ある日リアンドロに呪いがかかり
顔にアンブロセティ王国の文字が刻まれる。

人質として来てる
アンブロセティの王女エレオノラが
文字が読めるかもと会うが
“バケモノ”と言われて傷つく。

13年後に再開する2人。
エレオノラのことを突っぱねるリアンドロ。

健気な彼女の献身に心を開いたリアンドロは
呪いが解ける。

エレオノラに告白するリアンドロ。
しかしエレオノラが選んだのは
皇室の後継ぎで この小説の主人公ディエゴ。

嘆き悲しんだリアンドロは
ディエゴが皇位継承者だからなのかと
反乱を起こして処刑される。

というもの。
しかも、
呪いは本来ディエゴにかけられるものを
皇帝がリアンドロにかかるように歪めてます。


リアンドロのメイド イベリナに憑依したなら
このリアンドロの悲劇を食い止めよう!
と決意し奮闘するというお話。

まずイベリナは12歳のリアンドロ坊ちゃまに
献身的にお世話をする。

彼の呪いは色んな専門家が匙を投げてるため
触れるとうつるんじゃないかとかの噂があり
誰も近づかない。

イベリナは想像以上の
呪いの痛みに苦しむリアンドロに驚く。

呪いの噂を気にせず(噂だと知ってるから)
触れてくる世話してくるイベリナに、
どんどん心を許すリアンドロ。

そして、リアンドロの呪いが解けて
イベリナには呪いを解いた証の傷が手につく。
しかし、イベリナは小説と違う展開に驚き
このことは2人だけの秘密にしてもらう。

呪いが解けたことで綺麗な顔なのがわかり
掌を返す周りの人達。

ここからリアンドロのイベリナへの
独占欲と執着が酷くなる。

イベリナは呪いが解けたから
リアンドロの未来も明るくなるかも
もしかしたらエレオノラと上手くいくかもと
思ったりして自分に固執するのを
やんわりと拒否するが
可愛いリアンドロに悲しまれると
放っておけない。

リアンドロが成長し美青年になると
イベリナとの噂が流れてしまう。

噂が出ないよう振る舞いたいイベリナだが
リアンドロは独占欲から周りに見せつけたい。

結局、その行為がイベリナを追いつめ
屋敷から出て行くように言われてしまう。

リアンドロから恋心を抱かれてることを
見て見ぬふりしてたが
自分とは身分違いで
ハッピーエンドはないし
エレオノラと再開すれば変わるだろうと
出て行くイベリナ。

エレオノラと再開しても
嫌悪しかないリアンドロ。

当然イベリナを追いかける。
しかし身分違いであることを突きつけられ
今は離れるが迎えに来るという。

きっとリアンドロは忘れるだろうと
新たな地でメイドをしてるイベリナ。

そこで偶然ディエゴと出会う。
自分に興味を持たず素っ気ないイベリナに
興味をもつディエゴ。
また会おうと去って行く。

それを聞きつけたリアンドロは
急いでイベリナを迎えに行く。

リアンドロはイベリナに爵位を買って
自分の妻に出来るよう準備していた。

呪いを解いてくれた対価だからといわれ
爵位を受けるイベリナ。

ここで目出度めでたしかと思ったら、
ディエゴはエレオノラではなく
イベリナに興味を示しちゃうし、
皇帝は何故呪いが解けたのか
ディエゴにかかる呪いを
リアンドロにかけたことを
知ってるのではないかとイベリナを疑う。

ディエゴはどうやら
リアンドロが本気になった相手に
興味を示してしまうようで
小説ではそれでエレオノラと両思いになるが
イベリナは勿論リアンドロ一筋。

そしてエレオノラはディエゴ一筋。
なのでイベリナは良い人と思いつつ
憎いと思う気持ちを抑えられない。

抑圧されてきたアンブロセティの国王で
エレオノラの兄は、
帝国に反乱を起こそうとしてる。

そんなわけで、
エレオノラのお兄さんが
皇帝に毒を盛り
ディエゴを人質として国に連れ帰り
エレオノラと結婚させて
帝国を操ろうとする。

その行手を阻むだろうリアンドロを
止めるためにイベリナも人質として誘拐。

5人が一堂に会することになり
リアンドロはイベリナ救出、
ディエゴはエレオノラとリアンドロの助けで
解放される。

エレオノラのお兄さんが自暴自棄になり
呪いのことを暴露。

リアンドロは皇帝の元に駆けつけ
真偽を確かめようとするが皇帝は亡くなる。

ディエゴは良心の呵責に苛まれる。

謝るディエゴにリアンドロは
一生罪の意識を背負ってくれと言い放つ。

処刑されるエレオノラのお兄さん。

エレオノラはディエゴが逃す。

そして、やっとこさ落ち着いて
リアンドロのプロポーズを受け
めでたく結婚。

妊娠が判明しめでたしめでたし。


外伝は産まれた双子の姉が
ハッピーエンドを迎えるまでを
かなり駆け足でですが、
途中、旧アンブロセティで禁書を読み
リアンドロの呪いが
どうやって解けたかわかる。

『真実の愛を感じると呪いは解ける』

なるほどです。


というわけで、めでたしめでたし。


小説の人物に憑依したイベリナですが、
リアンドロを助けたい気持ちと
小説とあらすじが変わってしまって
申し訳ない気持ちとで複雑そうなのが
優しく情の深いイベリナらしい。

そして、悪役が良い役になって
良い役だった人たちは仲良しになるわけでなく
悪人になるわけでもなく
小説では順風満帆だったのが
翻弄され戸惑い大変な目にあいますが、
それぞれに新しい人生を歩みます。

ディエゴは生涯独身と決めて皇帝につくし
エレオノラは戦争で傷ついた人たちを
助かる仕事に就いて頑張ってます。

ほとぼりが冷めたら
再開して結ばれるかと思ったけど、
やはり皇帝と脱走した罪人では
無理だというとこがちゃんとしてるなと。

イベリナとリアンドロは20年経っても
仲良し夫婦なのは微笑ましかったです。

面白く読みました。



           
             
          


     





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