セクシー田中さん 1巻
漫画、芦原妃名子
ドラマ始まりましたね。
面白かったです。
漫画はタイトルは田中さんでも
主人公は田中さんに憧れる朱里ちゃんです。
ドラマは田中さんが主人公ということで
視点が変わって内容が変わってしまうかと
心配してましたが、
朱里ちゃん視点のままで良かった。
そして めるるちゃんが上手くて良かった。
さて、本編。
アラフォーで地味な優秀な経理の田中さん、
23歳の可愛い朱里は
最近体のラインが綺麗になった田中さんが
気になって仕方ない。
朱里は、ある日友達と飲んでた店で
ベリーダンサーのSaliが田中さんだと見抜く。
本人は人違いだと言うが、
田中さんの体のラインを見間違うわけがないの
謎な自信を見せる朱里。
(ドラマでは少し時間かかってましたね。)
「誰にも言わないで」とお願いされ
黙ってるから見に行っていいですかと問う。
真っ赤になって逃げ出す田中さんに
“どっち?”と思いつつお店通いを始める朱里。
完全に田中さんのファンになる。
ここで、
ドラマはストーリーの順番を変えてます。
ドラマ2話(予告に入ってた)
ストーカーのように追い回す朱里は
ベリーダンス教室まで追いかけて
体験入学する。
ベリーダンスのセンスゼロの朱里。
朱里は田中さんがオーナーの音に合わせて
踊るのを見て、田中さんの片想いを見抜く。
オーナーが既婚者であることを伝える朱里。
知ってると答える田中さん。
イタイと思ってるでしょと。
それに対して田中さんは私みたいな女
嫌いですよね。と返す朱里。
嫌いじゃない、羨ましいです。
可愛くてコミュニケーション能力があって
器用で人に囲まれて。と。
(ここはドラマ1話に上手く持ってきてました)
両親は褒めてくれたけど
猫背の自分は全然キレイじゃない。
ここで、漫画では
胸張れるようにベリーダンスを始めて
オーナーにキレイと言われて
『曲がった背筋を
何度も何度でも伸ばそうと思ったの』
というセリフに繋がります。
(ドラマはオーナーをすっ飛ばして
両親の言葉からでこのセリフに繋げてます)
ドラマではまだ田中さんの片想いは
表面化してないし、
でも1話にこのセリフを持ってきたかったん
だろうなと思われます。
無理なく上手く繋げてあって
でもエピとして少し弱くなるのに
田中さん役の木南晴夏さんが上手いので
説得力のある素敵シーンになってました。
そして、朱里ちゃんは思います。
魔法をかけた。
背筋を伸ばして存在していいよって。
漫画では魔法をかけたのはオーナーだけど
ベリーダンスをしてオーナーに出会うので
ドラマではベリーダンスがというニュアンスに
変わってるけど、それも間違いではないとで
気にならなかったです。
こうやって書いてみると
けっこう改変されてますが、
ドラマ版『セクシー田中さん』として
面白かったです。
ドラマ第1話はここまでですが、
漫画はあと少し続きます。
今更だけど少し下にしときます。
↓↓↓↓↓
朱里ちゃんの合コン相手で
田中さんがスーパーで出会った笙野さんが
田中さんが踊る店にやってきます。
そして、ベリーダンスをする田中さんを
「なんつーかっこしてんですか
いたいたしい」と言い放って帰ります。
その言葉を受け入れる田中さんと
怒り爆発な朱里ちゃん。
朱里ちゃんは笙野さんを許さないので
弱点を探って悪用する気満々です。
というとこで以下次巻。
朱里ちゃんのこういうとこ好き。
そして、これを違和感なく演じてくれそうな
めるる朱里ちゃん楽しみ♪
漫画の方は田中さんと朱里ちゃんの対比が
もっと強いんです。
田中さんは背が高く手足が長く痩せ形で
コミュ障で自分はイタイおばさんだと
思っています。
朱里ちゃんは小さくて可愛くて
実はお腹が少しポヨってて太りやすく
自分が若くて可愛いことしか価値がなく
その若いもあと数年だと悲観してます。
お互いを羨ましいと思ってるけど、
2人ともとても良識があるため
“ないものねだり” であることを自覚してます。
ひたむきに がむしゃらに出来ることを模索して
自分と折り合いをつけながら生きていく
そんな女性2人のお話です。
木南さんとめるるは漫画ほど体型差ないので
めるるはウィッグであっても
朱里ちゃんの髪型で良かった。
田中さんの黒髪ロングとの対比なので。
木南さんのベリーダンスは
綺麗でセクシーなのにエロエロではないのが
田中さんって感じで素敵でした。
次回も楽しみです。