これは蛇にピアス文庫本。
私ったら、第一刷を買ってました。
Abemaで映画を見たら読みたくなって本棚をゴソゴソして出してきました。
かなり、原作に忠実だと思いました。
登場人物のイメージも私はドンピシャでした。
吉高由里子さん、かなり葛藤しながら頑張ったというインタビューを見た記憶があるのですが、そりゃそうだろなぁと思いました。
先端(刃物)恐怖症なので画像はキツいなと見てなかったので、何度か目をつぶってやり過ごしました。
ピアス刺して、刺青刺して、見てるだけで痛い痛い!
当時の年齢の私が映画館で見てたら、途中退出してるかも。
蜷川幸雄監督スゴイです。
監督が蜷川さんだから、チョイ役に藤原竜也、小栗旬、唐沢寿明、市川猿之助と豪華。
あんなちゃちなチンピラ藤原竜也と小栗旬、蜷川幸雄監督でなきゃ見れないんじゃなかろうか。
原作を読んだ時も、
私の身近に全くない世界なのにリアルに感じて凄いなぁと思いましたが、映画もそんな感じでした。
そんなことあるわけないだろ〜!と思えない。
吉高由里子さん、高良健吾さん、井浦新さんの3人の声のトーンが聴きやすかったです。
(滑舌じゃなくトーンですよ)
蜷川実花監督だったら、全然別作品になりそう。
蜷川幸雄監督で良かった。
過激なので、小さいスマホ画面で見るのが丁度良かったです。
少しダークな方に気持ちを引っ張られそうになり気になりますが、私の周りは平穏平和なので、私には無理かなぁと変に納得して切り離すことができました。
この小説が出た頃は、私は小説大好き本の虫だったんですが、本を読んでれば賢いと勘違いされ偉いと褒められる不思議を、便利だなと思ってました。
蛇にピアスは素晴らしい作品だと思いますが、自分の身になる糧になる作品なら、
スラムダンクを読んでる方が健全なんではなかろうか!?と思うのですが、
どっちも読んでない親からしたら、
漫画より小説読んでたら安心なんだろな。
まぁ、その気持ちもわかるけど。
意外と小説の方が際どいどころじゃない突き抜け方してるの多いんですけどね。
ネガティブだったりエロスも多いetc
親や大人の小説に対する絶対的な信頼感って凄いと思う。
蛇にピアスも芥川賞まで取ったから、親は両手をあげて読め読め言うてましたが、この内容知って、本気で読めって思うのか大いに疑問。
その時私が何歳だったかで変わるとは思いますが。未成年には勧めるの躊躇った方がいいと思うけどな。
まぁ、どうでもいいか。
小説を読んだ時も衝撃作でしたが、
映画も衝撃作でした!
吉高由里子さん、体当たり演技すてきでした!
高良健吾さん、明日の大河をニヤケながら見てしまいそうで好き(笑)