絢爛たるグランドセーヌ 20巻
漫画、Cuvie
バレエ漫画。
奏ちゃん、ロイヤルバレエスクール満喫中。
奏ちゃんがやっとこさ
ニコルズ先生が自分だけを特別としていない
奏を伸ばしたいのではない別の目的があるのを
少し感じてくれたようです。
(実際は奏は特別視されてるんですが
それは奏がとても素直に言われたことを吸収
することが出来て都合が良いからと思われる)
しかし、ニコルズ先生の電撃引退発表で
吹き飛んじゃいます。
落ち込む奏ですが、
ニコルズ先生が作る新作に出れるかもしれない
ということで簡単に復活し燃えてます。
エンカウントの方は群舞での参加となり
群舞での抑揚の大事さとかを感じ
ますますバレエを楽しく思う奏。
というところで以下次巻。
どうにもニコルズ先生が苦手なので、
せっかく奏ちゃんが疑問を持ったのに
このタイミングで引退やら新作やらで
奏ちゃんの疑問が吹っ飛んでしまったのが
悔しくてしょうがない。
ニコルズ先生にも引退しなきゃいけない事情が
あって、理想のバレエがあって、
表現してくれる子を探したいんだろうとは
思うんだけど。(違うかもしれないけど)
奏ちゃんが、
舞台で踊らない人にも色んな理由があり
舞台で踊りたい人ばかりではないということも
知ります。
あのスポットライトを浴びるのが快感な
奏ちゃんには本気で想像できなかったんだね。
恩師の父親であるロシアのバレエダンサーの
映像を初めて見ることも出来て、
ステージで強烈に印象を残すスターもいれば
ストーリーに没頭させてくれるスターもいる
ということに気づけたことは
奏ちゃんの今後にとても重要だと思います。
ニコルズ先生は
華もあって主役も悪役も
どんな役でも なりきれるダンサーさんだけど
他の共演者たちが霞むタイプのスターっぽい。
濃厚な分岐点の20巻だった気がします。
奏ちゃんがお金の心配せずに学べるといいな。