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数字であそぼ 1・2巻 漫画 ネタバレ感想

2022年09月21日 20時44分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
数字であそぼ 1・2巻
漫画、絹田村子


驚異的な記憶力で名門理学部に合格した
建己くん。

天才だと思ってたのに初日の数学の授業が
全く分からずに心が折れて引き篭もり留年。

意を決して大学に通いはじめ、
友達も出来て何とか数学を理解しようと
奮闘する数学コメディ。

数学を理解したいと思いつつ
これ以上の留年は避けたいと
過去問を完璧に記憶して何とか乗り切って
自己嫌悪に陥ってみたり、
挫折を知らなかった建己くんの
奮闘が可愛くて頑張れって思ってしまいます。


私の勝手なイメージですが、
高校までとそこからとって勉強の仕方というか
考え方がガラッと変わる感覚というのは、
アルアルだなぁと思います。

理屈とか考えず公式や単語とか暗記して
とりあえず答えが出せればいい感じが
ぐわっと覆される感じ。

理系は暗記や証明から考察や発想に、
文系は考察や発想から証明や暗記に変わった
というイメージが私の中ではあります。

数学とかは答えが出てないことを
何でどうしてと研究するために
想像力が必要になり、
文学は勝手に想像して語るのではなく
それに纏わる書物や絵や作者のプロフィールや
時代背景などを覚えて証明してくことが必要に
なる感じ。

高校までの勉強の仕方ってなんなんだろうと
少し思ってしまった記憶。

私は井原西鶴で卒論を書いたので
図書館でどんだけ文献を調べたことか…。


そんなことは置いといて、
この漫画で数学が面白くなる人と
ダメだと思う人に分かれると思う。

私はダメでした。
さっぱりチンプンカンプンです。
高校までは数学好きだったのにな。

読み直せば何とかなるだろうか。

主人公くんは着実に数学を理解し始めている
ようで、ちょっと置いて行かれた気持ちです。

まぁ数学のことは放っておいても
コメディとして面白いので
読んでるうちになんとかなるかも。
(それはないか。)

建己くんが数学の面白さにハマって
楽しい大学生活を送ってくれたらいいな。


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