猫には猫の猫ごはん 1〜2巻
漫画、御木ミギリ
弱っている子猫を見つけてしまった
主人公の太陽くんが
拾って育てることにするというお話。
それだけならありがちですが、
拾った子猫が弱ってたのは
毒餌入りのキャットフードを食べたせいだった!
そのためキャットフードは
怖くて食べれない子猫に
太陽は猫のための猫ごはんを手作りすることに!
まったく自炊をしてない料理初心者の太陽は、
包丁や鍋も急いで買いに行って、
ささみを茹でてほぐして、
茹で汁を少し加えて、猫用鰹節をかけて
子猫に出してあげたら、食べてくれた!
子猫は雪の日に拾ったから“ユキ”と名付け、
獣医さんに猫のための手作りごはんのレシピ本
をもらい、
初めての猫との生活に奮闘する日々が始まります。
友人のプロの料理人テツくんに
料理の仕方を教えてもらったり、
猫との接し方を勉強するために
保護猫カフェに行って、
そこで働きながら保護ボランティアもしてる
宇多子ちゃんと出会う。
心強い相談相手になってくれます。
ユキの体重も増えて、
ワクチンも済み、
お風呂に入れることもでき、
首輪も買ったり、
ユキと寝るために自室の片付けをしたり、
順調だなと思っていたらユキの元気がない!!
ここまでが1巻。
獣医さんに連れってたら風邪と判明。
ユキが心配で寝付けないでいると、
ユキの方から太陽のベッドに来て一緒に眠る。
太陽の献身的な看病でユキ回復。
ユキが太陽に甘える行動をするようになり
太陽もユキが可愛くてしょうがない。
猫を飼い始めたのをキッカケに、
保護猫のポスターの仕事が舞い込み
保護猫について勉強したりと順調。
と思いっていたら、
ウッカリ網戸のまま出掛けたら、
ユキが開けてしまい
鳥を追いかけて2階から落ちて
パニックになり迷子になってしまう…。
ユキがいなくなったことに気づいた太陽は、
宇多子ちゃんやテツに協力してもらって
探し回るがみつからない…。
ここで2巻終了。
1・2巻同時発売だったし、
風邪の時は大丈夫と思えたけど、
2巻のここで次巻を待てはキツい!
漫画アプリ連載ということで、
購入はしなかったけど、
続きが結構あるのを確認して、
これは見つかるなと思いつつ、
それでも、
ユキがどれぐらい怖い目にあってしまうのかと
ドキドキでした。
長くなったので続きは明日にしますが、
ネタバラシしときます。
ユキは無事にみつかります!!!
分かってても泣いた!!!
3・4巻も同時発売です。
可愛いしホンワカするし
初めての猫との生活あるあるも満載なんですが
ちょいちょい厳しめの試練が舞い込みます。
あと保護猫の現実とかも厳しい。
癒され漫画なだけではないお勉強漫画です。
きっと作者さんは凄く真面目に
問題提起したいのだろうなと感じますが、
それゆえに少し偏ってる感じも受けます。
私はトノを溺愛してるし、
ついつい子猫を保護してしまい
里子に出したこともいっぱいあります。
だからこそ、保護猫ボランティアをするには
私のメンタルは豆腐すぎると思ってるので、
なんだかそれをみすかされてるような
責められてるような気持ちに
なってしまったのかもしれません。