本日のバーガー 3〜12巻
漫画、才谷ウメタロウ
原作、花形怜
ハンバーガー漫画。
優秀な商社マンだった神宮寺が
脱サラして始めたのはハンバーガー専門店。
日本のハンバーガーは
安いものと高級なものの二極化しかなく、
世界で食べられてるハンバーガーのように
普通に食事の選択肢としてのハンバーガーを
普及させたいという目標がある。
お店でも本日のバーガーとして
毎日多種多様なバーガーを提供している。
本当に世界には
色んなバーガーがあるんだなと勉強になる。
軸のハンバーガーのお話としては、
そんなハンバーガーの概念を普及させたいなら
個人店を1店舗してるだけでは無理だし、
だからといって、
2号店やチェーン店化する気はない。
じゃあどうするかということで、
『ハンバーガーフェス』をすることに。
料理バトルの時に優勝した
ライズやら、話題の美人店長の店を巻き込み、
更に幅広さを出すために中華の達人にも頼み、
老舗ハンバーガー店にも頼み、
更にはアメリカまで行って
因縁のある人気店のわだかまりを解かして
2店舗とも出てもらえるという
ミラクルだらけで、さすが神宮寺さん。
押さえてた会場の他のフェスで食中毒が出て
その会場での食べ物フェスは駄目になる。
しかし、常連さんからのツテで
閉校する学校を会場にすることができる。
料理バトルの時に会った人たちから
ハンバーガーフェスの宣伝になるような
密着番組をしたいと提案されるが、
それほ神宮寺をスポットした番組で
（情熱大陸っぽい）神宮寺は自分だけがと
いうのは違うとお断りする。
情報番組での宣伝はさせてもらえることに。
当日、中華ハンバーガーブースでは
ボンベの不具合というピンチに合うが
神宮寺のとこのボンベを使ってもらい
神宮寺は学校のキッチンで作る。
普通のバーガーなら冷めるが
神宮寺の蒸しバーガーなら
完全に冷める前に提供できるからだ。
あとアメリカ店2組の完全な雪解けを
やっぱりハンバーガーで促したり、
中華店の店長がハンバーガー作りに目覚めて
中華店は弟子に引き継ぎハンバーガー店を
始めると言い出してバタバタするけど
それもハンバーガーで弟子を説得します。
色々トラブルがありつつも、
全てをハンバーガーで乗り切る神宮寺、
さすがです。
間あいだにも、
ハンバーガーでのお悩み解決してます。
もう一つは女性問題。
神宮寺はハンバーガーバカで鈍いため
女性に興味ナシなんですが、
神宮寺の幅広い知識と誠実なハンバーガーと
困ってる人をほっとけないとこや
夢があるところetc…
女性が惚れないわけがない。
まず影が薄くなりつつも
神宮寺の母の嫁（娘）にしたい推しの
後輩ちゃんは、ヤキモキしながはらも
健気に想ってます。
肉屋の娘さんは、
仕事で協力しあう戦友である関係を
大事にしたいと気持ちを押さえてます。
バイトちゃんは、神宮寺の相手が誰かによって
お店が変わることは気にしてそう。
アメリカで会った有名店の孫ちゃんは
海外進出1号店を日本にして、
神宮寺を会社に入れることは拒否されたものの
コーディネーターとして協力をしてもらう。
（祖父は孫娘の婿にして会社に引き込む気）
商社マンだったこともあり手広くする利点を
目の当たりにして気持ちが揺らいだりするが
自分には自分のやり方があると言い聞かせてる
感じです。
あと、プロボクサーだったが網膜剥離で
ボクシングができなくなり
自暴自棄だった男の子を慰めたら
神宮寺の弟子入りを志願して来ました。
経歴が不良でボクサーなので、
愛想がなくて店のSNSも荒れる。
しかし、もう1人のバイトちゃんの笑顔の接客
を見て、自分の愛想がわるいせいで
お客様も気分がわるかったり怖かったりして
師匠（神宮寺）のバーガーを美味しくないと
感じてしまったりするのかもしれないんだと
気づくことができて、
第一関門クリアって感じです？
アンバーは、
公私ともに神宮寺のパートナーでありたいから
あの手この手で頑張ってます。
どういう方向に行くことになるのかな。
というあたりで以下次巻。
本来なら、
脱サラの時からそばにいる後輩ちゃんと
めでたしめでたしなんだろうと思いつつ、
私はアメリカのアンバーちゃん好きです。
彼女が失恋するのは見たくないなぁ。
まぁでもアンバーちゃんには
神宮寺より良い人が現れてくれると信じよう。
