それでも愛を誓いますか? 電子版 全13巻
漫画、荻原ケイク
単行本は全8巻。
昨日とは違う結末ですが
こちはもハッピーエンドだろう不倫漫画。
純と武頼は結婚して8年レス5年で子ナシ夫婦。
純は35歳の壁を意識して子どもが欲しいと
焦ってますが、武頼はそんな気になれない。
純は自分を変えようと再就職。
そこで出会った10歳年下の真山から
一途に思われるようになる。
武頼は同窓会で元カノで
シングルマザーの沙織と再開し、
沙織から頼られる。
純は武頼と沙織の浮気を疑って
真山に助けられたり、
武頼は純を悲しませたくないと思いつつ
沙織から助けてと言われると断れない。
そんな感じでガチャガチャしていくんですが、
武頼は沙織と線を引くことができたのですが
純を大切にしたい気持ちと
純を抱けないかもという不安やプレッシャーや
子ども欲しくない気持ちやらやらで
精神的に参ってしまいます。
純は真山との不倫を上司に疑われ
仕事を外され自主退職を匂わされます。
真山はとにかく純に振り向いて欲しいけど
そのせいで純の立場を追い込んだと意気消沈。
純は女性の上司が不妊治療中だと知り
彼女と話してて自分は
子供を生まないと一人前じゃない
という意識に囚われてるだけで
心から子どもが欲しいと
思ってないことに気づきます。
そして純が選んだ道は、
真山くんと会って(おそらく関係を持って)
私のことが好きな真山くんが好きだと言い、
武頼は家族であり生活であり
真山くんとはそうなれないと断ります。
純は転職してもっと好きな仕事をするように
なって、武頼は主夫になって
穏やかな生活を過ごしていく。
というエンドでした。
真山くんの方は、純に振られちゃいましたが
心配してくれる同期の仲間ができたので
それで良かったということで。
真山くんが一途すぎて哀れではありましたが
なんか納得なラストでした。
年齢とレス問題という重いテーマのお話。
男性と女性では、
子どもを作れる年齢に差があることを
再認識させられる作品。
結局、純も心から子どもが欲しい
わけではなかったからこその結末ですが、
これが1番円満なエンドな気がします。
単行本の最終巻表紙
こっちの表紙も好きです。