まさかな恋になりました。 1〜2巻
漫画、邑咲奇
35歳の枯れ女の栞と、
本当はイケメンな8歳下男子の伊達くん
とのラブコメ。（栞の片想い）
表紙とタイトルから
魚男がいる世界観なのかと思ってたら、
伊達くんはイケメンなのに
栞には魚に見えるという
謎現象が起きてるという設定でした。
伊達くんはイケメンなだけでなく
優しいし真面目だし御曹司だった。
しかし好きな仕事がしたいと
アクアショップで働き
栞が住むアパートの隣の部屋に越してくる。
栞は初見が魚だったことで
（気持ち悪いと）驚くが、
自分だけが魚に見えてるらしいことと、
伊達くんの好青年ぶりに意気投合して
部屋飲みして目覚めたら一瞬イケメンに見えて
ビックリ。
これが周りが普通に見えてる伊達くんで
こんなイケメンまともに見れないと思ったら
魚に戻ってて困惑。
何が原因で魚見えて、
何が原因でイケメン素顔が見れるのか
悩む栞だが答えは出ず。
魚に見えてると伊達くんのイケメン台詞にも
イケメンな態度にも動じないどころか
笑ってしまう栞に、
伊達くんは新鮮な反応で
心置きなく過ごせる相手だなと思う。
しかし、見た目だけでなく
心もイケメンな伊達くんですから、
今まで栞の欲しくて堪らなかった言動を
ひょいひょいしてくれるし、
たまにイケメン素顔が見えたりするんだから、
そりゃ栞が恋に落ちるのは当然です。
しかし、伊達くんの方は
栞といると楽しいと思ってるけど
栞のことを女としては見ていなかった！
というところで以下次巻。
栞の家は毒親というか毒家族。
特に母親は、栞を蔑むことを楽しんでる
感じもあります。
何か拗らせてるのか、
そういう人ってだけなのかは
まだわかりません。
しかし栞の家族のデリカシーのなさが
なんか親近感です。
栞の家族には悪意も含まれると思われるので
よりタチが悪いような
自覚があるなら切り捨てやすいような。
どうなんだろ。
伊達くんの方も親とは微妙と言ってたけど、
こっちは溺愛されててウザいって感じ。
一人息子に家を継がせたい父親と
好きなことを仕事にしたい伊達くん。
しかし伊達くん、
学生時代はちょいとヤンチャだったようで
その頃は父親からの金銭援助を
思う存分受けていた模様。
なので、それを持ち出されると
父親をムゲに出来なくなるということらしい。
そして、お約束な栞が勤める会社の
親会社が伊達くんの父親の会社で、
父親の命で伊達くんは栞が勤める会社に
中途採用で入ってきます。
ラブコメですから、
どっかで伊達くんは栞を女としては
意識してくれらようになるのかな。
ちょっと道のりは長そうです。
