放課後ていぼう日誌 1〜5巻
高校の “ていぼう部” が舞台の釣り漫画。
漫画、小坂泰之
高校の “ていぼう部” が舞台の釣り漫画。
主人公は高校入学のタイミングで
引っ越してきたばかりの高校1年生 鶴木陽渚。
手芸部に入るつもりだったのに、
ていぼう部の黒岩部長(3年生)に出会い
なんやかやあって断るつもりだったのに
ていぼう部もいいかなと思ってしまう。
ていぼう部には陽渚と同じ1年生で幼馴染
(昔夏休みに遊んでたらしい)の夏海と、
2年生の大野先輩がいて、
顧問は養護教諭の小谷先生と少数ながらも
賑やかです。
陽渚は完璧な釣り初心者どころか
生き物が苦手(特に虫)で
堤防にいる虫を見ただけでもフラフラ
釣りの仕掛けに使う餌を見て気絶したり
釣れても魚が触れない、
料理をするのに魚の血を見て気絶と
なかなかに彼女にとってはハードモード。
しかし魚がかかった瞬間のビンとくる感触やら
釣りたてで作りたてな魚料理の美味しさに
釣りが楽しくなってきてしまう。
という陽渚ちゃんの成長漫画です。
5巻までで1学期が終わりました。
なんとか触れるようになり
調理もクラクラしながらも出来るようになり
自分で仕掛けを選んで釣れた時の嬉しさも
感じるようになり
釣ることを楽しみ始めました。
まだまだ初めての魚や
初めての釣り方や餌や場所などなどに
驚くことはいっぱいですが
それでも逞しく楽しんでます。
釣りって、ルアーを付けるとか
絡まった糸をほどくとか色々と
手芸に通じるような作業が多いことに
に気づかされました。
それを嬉々としてする陽渚ちゃん。
夏海ちゃんは根っからの釣り好きで
野生児な感じなのに実は学業優秀の文武両道。
大野先輩は釣りも上手いし
魚を料理するのも上手いが泳げない。
黒岩先輩は釣りを教えるのが上手い
ちょっと掴みどころのない抜け目ない人。
(抜け目ないので女狐と呼ばれてたりする)
小谷先生は良い人だけど
お酒を飲むと絡み方が酷く料理した魚とかを
ガンガンに食べてしまったりするので要注意。
(陽渚は食べられてしまいがち)
そんな楽しい面々ですが、
釣りの話だけでなく部活らしいお話もあり、
着衣水泳講習とかもあります。
“釣ったら食べる” が基本の ていぼう部、
魚の捌き方や料理の仕方も詳しく描いてて
魚料理漫画でもあります。
6巻は夏休みに入り合宿の話になるようですが
その前に部費を使い尽くしてしまったため
バイトをするっぽいです。
餌とかも部費のようだったから
えらい潤沢な部だなと思ってはいたけれど。
それはそれで面白そうだけど、
1学期で部費がなくなるって大丈夫なのかな。
まぁ黒岩部長のことだから
何とかするんだろう。
ほのぼのと安心して読める
癒し漫画です。
そして、魚が食べたくなります。
魚料理、ちょっと挑戦しようかな。