ミステリと言う勿れ 7巻8巻
作者、田村由美
7巻
山荘編
8巻
美術館編
フルーツサンド編
入れ替わり編前編
7巻
山荘編。
整くんが師事する心理学の准教授と
そのお仲間さんとでする
謎解きミステリー会にお手伝いで出席することになった整くん。
心理学の准教授とミステリー会という組み合わせなので、整くん節が炸裂です。
整くんはライカさんに奢りたいと思ったことに
ゾッとしてたんだ。
自動車の事故だけが何故仕方ない思われて
自己責任なのか。
列車や飛行機なら安全委員会が作られるのに、
家電だったら回収改良されるのに。
整くんの疑問は成る程と思ってしまいます。
ストーカーについて思うことは、
子供の虐待に思ってたことと重なります。
日本って弱い方に我慢させるシステムなんだなとしみじみ。
ちょっと考えてしまいます。
あとミスを認められなくて
大きな犯罪をすることになってしまうのは
バスジャック編の運転手さんに通ずるものを感じますが、
むこうは罪悪感なくコチラは罪悪感ありつつなので哀れで哀しいと思えてしまうのかな。
8巻
美術館編
ライカさんと約束のお出掛け。
整くんは犯罪に引き寄せられがちかと思いつつ
意外と危機回避しようとはしてるんだなと。
結局巻き込まれるのは、
意外とお人好しということなんだろうか。
フルーツサンド編
痴漢冤罪を許せないと強く思う人は
痴漢被害者。
整くんと似たようなことを考えたことがある人は少なくないんじゃないだろうか。
痴漢というのは厄介な犯罪だなと再認識。
入れ替わり編前編
相続編の汐路ちゃんが整くんに依頼。
整くんには従兄弟からと言いますが
本当はガロくんから。
ガロくんによって、動かされる整くん。
入れ替わりを繰り返してる双子ちゃんたちと、
どっちかわからない叔父さん。
わりかしヒントは分かりやすくあるけど
煙にまかれる感じ。
ライカさんに相談してヒントが出てきて
以下次巻。
久しぶりに次に引っ張られたなぁ。
でも、今のところ重さはないのが救いかな。