魔導具師ダリヤはうつむかうつむかない6巻
原作、甘岸久弥
漫画、住川惠
異世界転生もの。
なので、ダリヤは便利だった家電を魔導具で
作れないか研究しています。
そんな魔導具師ダリヤが前向きに頑張る漫画。
さて本編。
ヴォルフは遠征先でダリヤの作った
防水テントの有り難さを実感。
ダリヤは遠征用コンロの改良を頑張ってる。
ヴォルフと兄の話し合い。
兄がヴォルフを気にかけてくれてたとわかる。
ヴォルフは市井に下りたいと考えているが、
それは力(権力)がなくなり身の危険が増す
可能性があること、それがダリヤに向いた時に
守る力がなくなっていることを意味することを
気付かされる。
兄はダリヤがヴォルフの嫁になるのが
ダリヤにとって1番安全な道だと説くが
友人関係だからそれはないという。
(周りから見たら友人関係には見えないけど)
しかし、これからどうなるかわからないし
そういう道もあるこもを覚えておいてほしいと
言われ、心配してくれてることを感じる。
お兄さんはヴォルフ大好きブラコンさんですが
ヴォルフは受け止めるだけで精一杯なようで
それはそれで微笑ましい。
ダリヤのとこに行ったヴォルフは、
先日の尾行はヴォルフの兄が
ヴォルフにつけた護衛だったことが判明。
ダリヤの経歴を調べたりもしていて、
その報告書をヴォルフも読んでしまったことを
詫びる。
今回はヴォルフの護衛だったが、
ヴォルフ(の顔に)に惚れてしまった女性の
婚約者に演習中に狙われた経緯を説明し
ヴォルフはどこで怨みを買っているかわからず
それがダリヤに向くかもしれないことを告げ、
仕事以外では距離を取った方がいいかもと
言うと、ダリヤは嫌だと断る。
ヴォルフも自分の我儘だけど
距離をあけたくはないと続けようと
思っていたんだと笑う。
ダリヤは対等になる強さが必要だと思う。
そのために魔導具師として商会長として
できることを積み上げようと。
それが彼の友と呼ばれる矜恃だと。
ダリヤ、イヴァーノ、フェルモ、ヴォルフで
コンロについて会議をすることに。
ダリヤがお茶を淹れてる間に
男だけになったところで
フェルモはダリヤの悪い噂について話し、
ヴォルフに関するものが誤解であることを確認
他のもやっかみやらやらで間違いであること
今後は悪い噂は否定していこうということに。
ダリヤの(身の安全の)為に結束する男たち
なのでした。
ダリヤとヴォルフの第三回人工魔剣製作。
氷の魔石で氷の刃を作らないか実験。
剣を握ったヴォルフの手まで凍ってしまう。
急いでシャワーでお湯をかけるて
大丈夫だったが、お互い服も濡れてしまい
ヴォルフは目のやり場に困り
ダリヤに着替えるよう促す。
ダリヤは時間差でヴォルフの濡れた姿を
思い出し顔を赤くする。
ヴォルフの一方通行でなくて良かった(笑)
ヴォルフは遠征で紫の二角獣討伐に。
紫の二角獣は幻覚魔法を使い、
どうやら大事な人(たち)に見えるようです。
前までは二角獣は二角獣にしか見えなかった
ヴォルフだが、今回はダリヤに見えたことで
みんなの気持ちがわかり
二角獣へ腹立たしさを感じ
ダリヤに見えた自分にも腹立たしさを感じる。
無事に帰り
遠征用コンロの改良版を見にダリヤの元へ。
コンロのことや遠征のことを語り合い
お互いにお互いの場所で戦うことを誓う。
というところで以下次巻。
今回は、ヴォルフ視点多めで
ヴォルフが主人公のように感じました。
2人がどれだけ否定しようとも
惹かれあっていることは明白なので
その時のために周りの大人たちは
それぞれに準備を始めてくれてます。
ヴォルフもダリヤも愛されてます。
2人で魔剣作りしてる時とか
夢中になってる子供みたいで可愛らしい。
そんな2人のために、
周りの大人たち頑張って下さい!
2人をよろしくお願いします!
と思いながら読んでます。