股関節の痛みと違和感を訴え
近所のクリニックでペルテス病の診断を受けた次男。
2通目の紹介状をもらい、東京の病院を受診しました。
発症から治療法を決めるまでの3回シリーズ、ラストです。
お付き合いいただきありがとうございました。
それぞれの記事にリアクションありがとうございました。😊
これらの投稿がこれからペルテスに立ち向かう方々のお役に立ちますように!
さて
2通目の紹介状と
画像データを焼きつけたディスクを握りしめ向かった先は東京。
小児整形外科で
股関節についての病気では
日本でトップの先生のサイトにアクセスでき、
公開された数多くの症例を読んで
私たちは次男の治療法は手術で、と割と早い段階で決めていました。
装具療法しか無い地元の病院では納得できず
装具の型取りをしてきたその日のうちに東京へ予約を入れたのです。
予約は1週間後。
この先生のサイトを見る限り、
即入院で牽引をする可能性もあるからと
とりあえず次男と自分の着替えを持ち、向かいました。
この日
診察では持参のデータのほか
レントゲンを撮りました。
撮ったばかりのレントゲンを診た先生は、可動域の確認をしながら
「この子の場合は、きちんと寛骨臼に骨端を包み込もうとすると
ギリギリ30度で行けるかな、というところです。
私は迷わず手術の適用をお勧めします。」
と、いうのもですね…👨⚕️
装具療法をするとしたらA-キャストしかなく
この場合には2年くらい院内保育園や学校が併設の施設で入院生活をしなけれびならない。
足の角度もこう。(足を大きく上げて外転して見せて下さいます。)
活発なお子さんに、これは現実的な治療とは全く言えない。
装具療法の適用では無いですね。
期間についても装具療法に比べたら半年くらいは短くなります。
この子の場合は、角度が30度なので、できれば25度以下に抑えたい。
それなので切るのは2か所になると思います。
それと
手術で脚長差がでます。
でも5歳なので成長とともにほとんどは自然と解消されます。
解消されなかったとしても、手術で長さを出す事も出来ますし
そういう意味で100%治せる、と言えます。
この他にも
先の病院では全く話されなかったかなり細かなリスクまで説明して下さりました。
いくつか質問をさせてもらった後、
元々手術の希望があることを伝えると
「よし!それならもう日を決めてしまおう。病室空いてるかな?」とすぐに確認して入院の日取りも決まったのでした。
準備などの説明も診察後一気に受けて、あとは当日を待つだけに。
待ち合いで過ごす間
心の底から
来て良かったと思っていました。
先生からの説明の説得力、
細かさ、
経験が裏打ちする私たちの質問に対する回答のわかりやすさ。
うまく表現できないけど
ものすごい安心感がありました。
沢山の患者さんが集まってくる先生なので
半年待ちとかかと思っていたら
あっさり手術日が決まり
受診日から5日後にはリハビリ入院。
3週間後には手術。
有難い事に
トントンと決まり
慌ただしく準備をしてリハビリ入院の日を迎えたのでした。