5/26(木)に20名の参加を頂き、第3回「ワインを楽しむ会」を開催しました。
第3回は「世界のワインの歴史(その2):オリエントから地中海へ」をテーマにし、紀元前13世紀から紀元前8世紀頃に隆盛を誇ったフェニキア人(現レバノン)が、ワイン発祥のオリエント(メソポタミア)から地中海に進出しワインを伝播した豆知識と関連する国々としてレバノン、ギリシャ、キプロス、チュニジア、モロッコの赤ワインと白ワインをテイステイングしました。キプロスのワインでは古代ローマの勇将アントニウスが「まるでキプロスの葡萄酒の様に甘く、優雅なそなたよ」とエジプトのクレオパトラに愛を告白し、最高の贈り物としてキプロス島を捧げましたが、そのキプロスのスイートワインであるSt.Johnをテイステイングしました。女性会員の皆様にはクレオパトラの気分でテイステイングして頂けたものと思います。又、チュニジアのワインとしてはハンニバル将軍で有名な古代都市国家カルタゴの農学者マゴンが古代ローマにワインの葡萄の栽培とワインの製造技術を伝えましたが、その農学者マゴンの名前を冠した赤ワインの濃厚な味わいを楽しみました。
次回は7/28(木)の開催となりますが、「真夏のワインの楽しみ方」のテーマにて、暑い真夏に涼しさを誘うワインテイステイングを企画致します。皆様のご参加をお待ち致します。
参加ご希望の方は横浜稲門会事務所(waseda-yok@jeans.ocn.ne.jp)宛てにメール又はFAXにて連絡願います。
代表世話人 佐藤久美子
世話人 榎本義子 山本壽枝 福岡博通 北條正明