早稲田大学 横浜稲門会 ブログ

・親睦と相互啓発  
・早稲田の誇りと自覚
・積極進取     
・気配りと思いやり 

10月20日三金会開催

2023年10月27日 13時59分30秒 | 三金会

2023年10月20日(金)午後5時30分から、三金会(ミニセミナー)が進交会館にて開催された。「偏見と独断による間近に迫る人類の終焉」をテーマに川崎辰雄さん(1963年理工学部卒)が講師を務めた。三金会の講師は今回で3回目となる。1,2回目はご出身の土木工学科と仕事で学ばれた専門の話で、今回は地球の環境悪化に関して日ごろから懸念されている点を趣味として調べている話をされた。指定された椅子が全て埋まるほどの盛況な講演となり、参加者から多数の質問があった。壮大なテーマであるが、人類が安定して暮らし続ける事の重要さを認識させられる講演となった。

[講義内容・要約]

テーマにある「偏見と独断」は、仮説として捉えた場合、「間近に迫る」とは数百年以内に起こりうる事項と前置きがあった。生物の発生・進化から人類の出現までの説明があり、人類の出現後の歩みの中で、例を挙げながら「計算技術」、「武器」と「通信」の発展過程から科学発により得られた利便と喪失に触れられた。そこから、人間生活の質の向上を目指した科学発展は一方ではネガティブな状況を呈するとして、産業の発展に伴う自然環境悪化を指摘された。人類の終焉が考えられるものは、「自然現象」、「人類の抗争の激化」と「発展が人間の能力を超えた時」など、予測ができないものに遭遇した際には、人類の終焉に繋がる事態となると説明された。

文責 雨宮敏徳 写真 稲葉昌史 記 仁井淳二

講演者 川崎辰雄氏

東島会長挨拶

初参加 早川恵庸さん

熱心に聞き入る会場参加者

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第11回 ”歩こう会”のお知らせ | トップ | 久保田酒造 蔵見学会 »

コメントを投稿