薩摩琵琶を聴く会開催
12月10日㈫鎌倉稲門会・古典芸能鑑賞会主催の「薩摩琵琶を聴く会」が、鎌倉の名刹長寿寺で開催されました。
横浜稲門会から東島会長以下6名が出席。
演者は昭和45年文学部仏文科卒、薩摩琵琶錦心流中谷派襄水会会員、日本琵琶楽協会会員、鎌倉稲門会役員、坂麗水先生。
庭の紅葉が映える長寿寺客殿にて平家物語
1、故郷の花(薩摩の守忠度都落)平家物語巻七
2、屋島の誉(那須与一の扇の誉)平家物語巻十一
琵琶の重厚な音色と共に語っていただきました。一同熱心に聴き入り、しばし俗世間を離れ悠久の時の流れに身を任せ、心静かなひと時を過ごすことができました。
当時の琵琶法師は多数存在し、辻辻で語り琵琶を弾き、まるで現在のストリートミュージシャンのようであったとか。
又琵琶には楽譜がなく口授であったとの事。坂先生のトークも分かりやすく面白く諸行無常の世界に浸った有意義な1日となりました。
鎌倉稲門会、古典芸能鑑賞会様の温かいおもてなしに感謝致します。
写真、記述 仁井淳二
坂 麗水先生と一緒に記念撮影
会場の長寿寺
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