言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

室井佑月氏 「政府も東電もマスコミも、グルだな」

2013-08-08 20:07:01 | 言いたいことは何だ
室井佑月氏 「政府も東電もマスコミも、グルだな」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130807-00000006-sasahi-soci
週刊朝日 2013年8月16・23日号

福島第一原発からの汚染水が海へ流出した問題。公表が参院選後となったことに、作家の室井佑月氏は「政府も東電も、原子力を規制する人間も、マスコミも、グルだな」と語る。

7月22日。参議院選挙の翌日、福島第一原発敷地内の海側の井戸から高濃度の放射性物質が検出された問題で、汚染水が海に流出している可能性があると、東京電力がはじめて認めた。これまで頑なに東電は、「汚染された地下水が海へ漏れているか判断できない」といっていた。けれど、22日の会見では、「今年5月以降には(海への流出が)起こっていた可能性がある」といいだした。
 
どうしてこのタイミング? やっぱ、選挙を意識したのか。原発事業を推進する自民圧勝ムードに影を差すことになる。漁業団体の組織票も欲しいだろうし、なによりこんなことがニュースになったらヤバい。反自民・脱原発を訴える候補者を調子づかせることになるしな。
 

23日の共同通信によると、18日の時点で、東電は流出を裏付けるデータが存在する可能性や、観測用に掘った井戸の水位の数値を、経済産業省や原子力規制庁に伝えていたらしい。ってことは、政府は知っていただろう。なのに黙って選挙をしていた? それって国民を騙したことになるんじゃないのかな。
 
マスコミはどうだったのだろう。知らなかったわけないな。以前から、汚染された地下水が海に流れ込んでいるんじゃないかという噂はあった。何カ月も前から、個人的にそのことを指摘している専門家がいたからだ。しかし、そのことを積極的に調べ、暴こうとしたマスコミはなかったように思う。
 
ということは、政府も東電も、原子力を規制する人間も、マスコミも、グルだってことになる。互いの暴走を見はらなきゃいけない立場の人間が、じつは味方同士。彼らの目的は、いかに善良な国民を騙すかになっているようだ。
 
26日の河北新報によると、25日、全国漁業協同組合連合会(全漁連)の岸宏会長と福島、宮城、茨城3県の漁業団体代表が東電本店を訪ねたという。東電の広瀬直己社長に、「海洋流出は全国の漁業者と国民への裏切り行為」という厳重抗議の文書を手渡したみたいだ。
 
広瀬社長は、「操業再開を目指す大事なタイミングで流出が起き、本当に申し訳ありません」と謝罪した。だ・か・ら、なんで謝罪の対象が操業再開を目指す漁師さんたちだけになるんだよ。できるだけ小さい問題にしたいのだろうけど、海は漁師さんたちだけのものじゃない。全漁連の方々の怒りはわかるが、そこだけで東電と話し合いをつけないで欲しい。全漁連の方々を含めた全国民との話し合いが必要だろう。
 
そのためにはマスコミが頑張るべきなのだが(活動の輪を広げるために)、イマイチ信用できないんだよね。国民から絶大な信頼感を得られれば権力とも戦うことができるけど、そこを諦め権力と結びついているんだもん。ものすごい悪循環。

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諸悪の根源たる官僚どもを”可視化”すべし

2013-08-08 19:24:48 | 言いたいことは何だ

諸悪の根源たる官僚どもを”可視化”すべし 



東日本大震災、そしてフクシマ原発事故発生から丸2年5ヶ月が経過しようとしているが、依然として被災地は一向に復興する気配もなく、政府のリーダーシップもロクに発揮されぬまま、ただイタズラに時間が過ぎていくと感じるのは小生だけであろうか?
 
政府はそんな被災地の復興をロクに推進することもせず、まるで震災など過去の話であったかのように、「改憲」だの「TPP参加」だの「原発再稼動」だのに邁進するといった体たらくさ加減である。
何故、被災地の復興が一向に進まないのであろうか?
 
それは、霞ヶ関官僚どもが、原発、除染、震災復興工事といったものすべてについて”利権”を優先して事(こと)を運び、国民生活などそっちのけでそれら”利権”の甘い蜜を独り占めにすることを第一としているからである。
 
霞ヶ関官僚については、「震災復興予算」の横流しも大概であるが、以下に取り上げたゲンダイ記事にあるように、失業者の再雇用支援を口実に”天下り機関”の創設・運営を正当化し、相変わらず”焼け太り”しているというのがその実情である。
 
震災で今尚どれだけ多くの国民が疲弊していようが、新自由主義経済の犠牲となりどれだけ多くの国民がその日暮らしの生活を「現在進行形」で送っていようが、何事もなかったかのように己の保身・利権を最優先し、天下り先を確保するために法人をつくっては、国民の血税を横流しするのが連中のいつもの手口である。
 
即ち、これまで繰り返しコメントしてきたとおり、「霞ヶ関官僚こそが日本の最大の”病巣”」であり、「官僚機構こそが国民資産・社会資本の”収奪装置”」だということである。
 
今回、以下のゲンダイ記事を取り上げた最大の理由は、同記事の末尾に普段はなかなか顔やその名前の見えない天下り官僚の実名・所属官庁が明文化されているからである。
 
政治家と官僚の最大の違いは、政治家はミスを犯せばその地位を追われ、選挙に落ちればただの一般市民に成り下がるが、それに対し、霞ヶ関官僚はどんなに年金運用に失敗しようが血税を無駄にしようが一切責任を問われることがないという点である。
 
その結果、世間の一般常識が著しく欠落し、傲慢極まりない官僚が大量に増殖するのである。
今回、失業者を”食い物”にしている天下り官僚リストに名前のある人物の顔写真は残念ながら見つからなかったゆえ、その顔を晒すことはできないが、諸悪の根源たる官僚どもこそ”可視化”すべきであるということを強く申し上げる次第である。
 
所詮は”ピエロ”たる政治家ばかりに目を奪われていては、霞ヶ関官僚の思う壺だということである。
 
日刊ゲンダイ記事
「失業者」を食いモノにしているシロアリ役人リスト
 
以上、暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~ さまより抜粋転載
*****************************************
 
>それに対し、霞ヶ関官僚はどんなに年金運用に失敗しようが…
 
因みにこれは失敗ですらありません。怠慢であり散在であり、意図的な収奪なのです。
株式への投資に関しても国民資産でありながら、なぜか決して投資先を公表しません。
それは決して公表できないような代物ばかりを買っているからです。
 
自分達の虎の子である共済年金は別口だからこのような博打や“不良株の買い支え”
のようなことができるのです。因みに先日、共済年金が過去最大の収益というニュース
がありましたね。ここに紹介の為、検索を掛けたのですが予想道理、既にすっかり消さ
れています。いつもながら証拠隠滅だけは稲妻  の如しの電光石火ですね
 
シロアリ(官僚)とは米国による日本の植民地化政策における尖兵です。
日本を半永久的に米国に売り渡す成功報酬として、国や国民を収奪するほどご褒美が
与えられているのです。転載記事にある通り、「霞ヶ関官僚こそが日本の最大の”病巣”」
であり、「官僚機構こそが国民資産・社会資本の”収奪装置”」であるのもその為です。
 
官の世界ではこともあろうに国民・住民に奉仕する様な政策をすれば左遷・更迭です。
反対に利権を守ったり増殖したり、税金を増やせば評価され出世する仕組みなのです(>_<)
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