NY・タイムズ東京支局長が日本メディアをチンチン!
2015.03/08 ハイヒール女の痛快日記
神奈川新聞にNY・タイムズ東京支局長マーティン・ファクラー氏の、後藤さん殺害について日本メディアの腑抜けぶりを「読む価値がない」と痛烈に批判した記事が掲載されている。私も前から感じているのだが、事実、国民に正しい情報を提供しないどころか、政府の都合のいいように洗脳する読売新聞社、産経新聞社は完全に御用新聞と言っていい。日本の大手メディアはとうの昔に価値を喪失しているわ。
マーティン・ファクラー氏が読む新聞は日刊ゲンダイ、週刊金曜日、週刊現代という。
ここまでコケにされて何も感じない大手新聞記者は、報道人として失格どころか、人間として恥ずかしい人間だと自覚して欲しいわ。ちなみに、大手メディア記者が政治家に聞く質問の何と幼稚なことか。小学生レベルだわ。相手に開き直られれば、腰が引けて追及するどころかヘビに睨まれたカエル状態なのだ。
権力者に毒まんじゅうを喰らわされたメディアなど一切必要ない!以下の転載文を読めば恥ずかしい限りだ。こんなメディアは不買運動で倒産を祈るのみでしょ!
■「列強」への道
日本はいま、重大な局面を迎えています。平和主義を守り続けるのか、米国や英国のように「列強」としての道を歩むのか。その判断を突きつけられたのが、今回の事件だったのです。安倍首相が望んでいるのは後者です。かねて「積極的平和主義」を掲げ、米国の有力な同盟国として、国際社会の一員として、役割を果たすことの必要性を強調してきた。
今回の中東諸国訪問は、安倍政権の姿勢を世界に示す大きなチャンスと考えていたのでしょう。湯川遥菜さん、後藤さんの殺害が予告された後も、安倍首相は「テロに屈しない」と強硬姿勢を崩さず、 最終的に2人は殺害されました。私にとって、政府がテロリストとの交渉を拒んだことは、何の驚きもありませんでした。安倍首相は今回の事件を「国民が犠牲になったが、テロリストとは交渉しなかった」と米国や英国にアピールする材料にするつもりだろうと思っていました。
日本はこれまで「八方美人」でした。どこの国とも仲良く、その代わり、どこにも敵をつくらない姿勢を貫いてきた。安倍首相が描く国家像は真逆です。米国との同盟を強化し、国際社会における存在感を強めようとしている。当然、リスクは増え、敵も多くつくることになるでしょう。
国家として重大局面を迎えているにもかかわらず、なぜ日本のメディアは国民に問題提起しないのでしょうか。紙面で議論を展開しないのでしょう。国民が選択しようにも、メディアが沈黙していては選択肢は見えてきません。
日本のメディアの報道ぶりは最悪だと思います。事件を受けての政府の対応を追及もしなければ、批判もしない。安倍首相の子どもにでもなったつもりでしょうか。保守系新聞の読売新聞は以前から期待などしていませんでしたが、リベラルの先頭に立ってきた朝日新聞は何をやっているのでしょう。もはや読む価値が感じられません。
私がいま手にするのは、日刊ゲンダイ、週刊金曜日、週刊現代といった週刊誌です。 いまや週刊誌の方が、大手紙より読み応えがあるのです。
安倍政権になり、世論が右傾化したという人もいますが、私はそうは思いません。 世論はさほど変わっていないでしょう。変わったのは、メディアです。「国家の危機」はメディアを機能不全に陥らせる怖さを潜んでいます。今回の邦人人質事件でも「国家の危機に政府を批判するとは何事か」「テロを容認するのか」という声が一部で上がりました。筋違いな話です。
今回、日本メディアはあまりにも簡単に批判をやめてしまった。しかし、2人死亡という事態で沈黙してしまったら、国内で数千人が犠牲になるようなテロが起きた際、一体どうするのでしょうか。国家の危機にこそ、メディアは権力が暴走しないよう目を光らせなければならない。冷静さを保ち、建設的な議論を展開しなければならない。
日本のメディアには一刻も早く目を覚まし、本来のメディアとしての役割を果たしてほしいと思います。さもなければ、メディアとして語る資格はもはやないでしょう。
2015.03/08 ハイヒール女の痛快日記
神奈川新聞にNY・タイムズ東京支局長マーティン・ファクラー氏の、後藤さん殺害について日本メディアの腑抜けぶりを「読む価値がない」と痛烈に批判した記事が掲載されている。私も前から感じているのだが、事実、国民に正しい情報を提供しないどころか、政府の都合のいいように洗脳する読売新聞社、産経新聞社は完全に御用新聞と言っていい。日本の大手メディアはとうの昔に価値を喪失しているわ。
マーティン・ファクラー氏が読む新聞は日刊ゲンダイ、週刊金曜日、週刊現代という。
ここまでコケにされて何も感じない大手新聞記者は、報道人として失格どころか、人間として恥ずかしい人間だと自覚して欲しいわ。ちなみに、大手メディア記者が政治家に聞く質問の何と幼稚なことか。小学生レベルだわ。相手に開き直られれば、腰が引けて追及するどころかヘビに睨まれたカエル状態なのだ。
権力者に毒まんじゅうを喰らわされたメディアなど一切必要ない!以下の転載文を読めば恥ずかしい限りだ。こんなメディアは不買運動で倒産を祈るのみでしょ!
■「列強」への道
日本はいま、重大な局面を迎えています。平和主義を守り続けるのか、米国や英国のように「列強」としての道を歩むのか。その判断を突きつけられたのが、今回の事件だったのです。安倍首相が望んでいるのは後者です。かねて「積極的平和主義」を掲げ、米国の有力な同盟国として、国際社会の一員として、役割を果たすことの必要性を強調してきた。
今回の中東諸国訪問は、安倍政権の姿勢を世界に示す大きなチャンスと考えていたのでしょう。湯川遥菜さん、後藤さんの殺害が予告された後も、安倍首相は「テロに屈しない」と強硬姿勢を崩さず、 最終的に2人は殺害されました。私にとって、政府がテロリストとの交渉を拒んだことは、何の驚きもありませんでした。安倍首相は今回の事件を「国民が犠牲になったが、テロリストとは交渉しなかった」と米国や英国にアピールする材料にするつもりだろうと思っていました。
日本はこれまで「八方美人」でした。どこの国とも仲良く、その代わり、どこにも敵をつくらない姿勢を貫いてきた。安倍首相が描く国家像は真逆です。米国との同盟を強化し、国際社会における存在感を強めようとしている。当然、リスクは増え、敵も多くつくることになるでしょう。
国家として重大局面を迎えているにもかかわらず、なぜ日本のメディアは国民に問題提起しないのでしょうか。紙面で議論を展開しないのでしょう。国民が選択しようにも、メディアが沈黙していては選択肢は見えてきません。
日本のメディアの報道ぶりは最悪だと思います。事件を受けての政府の対応を追及もしなければ、批判もしない。安倍首相の子どもにでもなったつもりでしょうか。保守系新聞の読売新聞は以前から期待などしていませんでしたが、リベラルの先頭に立ってきた朝日新聞は何をやっているのでしょう。もはや読む価値が感じられません。
私がいま手にするのは、日刊ゲンダイ、週刊金曜日、週刊現代といった週刊誌です。 いまや週刊誌の方が、大手紙より読み応えがあるのです。
安倍政権になり、世論が右傾化したという人もいますが、私はそうは思いません。 世論はさほど変わっていないでしょう。変わったのは、メディアです。「国家の危機」はメディアを機能不全に陥らせる怖さを潜んでいます。今回の邦人人質事件でも「国家の危機に政府を批判するとは何事か」「テロを容認するのか」という声が一部で上がりました。筋違いな話です。
今回、日本メディアはあまりにも簡単に批判をやめてしまった。しかし、2人死亡という事態で沈黙してしまったら、国内で数千人が犠牲になるようなテロが起きた際、一体どうするのでしょうか。国家の危機にこそ、メディアは権力が暴走しないよう目を光らせなければならない。冷静さを保ち、建設的な議論を展開しなければならない。
日本のメディアには一刻も早く目を覚まし、本来のメディアとしての役割を果たしてほしいと思います。さもなければ、メディアとして語る資格はもはやないでしょう。