こんなヤツ、京都市長に選んだらアカンやろ…
差別の話, 日本の話
今度ね、京都市で市長選挙がありますねんけど
自民党と公明党と民主党までが支援してる現職の京都市長って、こんなヤツですねん…
(ひとさまのtweetから…↓)
京都市長選候補者討論会(青年会議所主催・2月16日)での門川市長の驚くべき発言「発達障害の子どもとか、貧困家庭の子どもとか私学に行くはずがありません。そこで小学校が(全国テストで)10番が中学校で40番になる」(本日付「赤旗」より)
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20160129/20160129124925.jpg
この人の言うてることをわかりやすく言うたら、こうなります↓
小学校で「比較的、頭がよくてお金持ちの子ども」は私立の中学に進学する…ので
公立中学には「貧困家庭の子ども(とか発達障害の子ども)」が残ることになり
そういう子どもたちは「学力が低い」から、京都の中学の全国学力テストの結果が小学校より落ちる…
ぼくね、ここまで「露骨なこと」言うヤツ、久々に見ましたけど
一般的に「比較的、頭がよくてお金持ちの子ども」が私立の中学に進学する傾向があるのは
なにも「京都市に限らない話」であるので、この話はまったくの「つくり話」(口から出任せ)であります
この点、「貧困家庭の子ども」の学力が「比較的、裕福な家庭の子ども」よりも低い傾向にある…というのは
常識的な帰結であろうかと思いますが、(→だって、塾に通うお金がある家庭の子どもが
そうでない子どもと比較して比較的学力が高い…ことは当然の帰結ですがな…)
そのような「子どものときからのハンデ」を解消する…のが、行政の役割であるところ
その役割にはまったく言及せず、ただ「京都市の公立中学校の学力テストの成績が小学校より悪くなるのは
貧困家庭の子どもたちのせいだ」…と言うのは、およそ行政の長の発言ではありません
(→これは、「責任放棄+自分はこの問題に対して無能である」ということの表明でっせ…)
この市長は、「子どもの格差解消(やその他様々な問題の解消)」に役立つと思われる、
「小学校の学級定員の削減」に対しても後ろ向きで、これまた「ウソ」を持ち出してまで
そんなことはやる気ないで…と開き直ってるようでありますが
こんなヤツを市長にしてる限り、「京都市の公立中学校の学力」は上がらないだろう…と思いますので
そんなことゴメンだ…という方は、どうか、
対立候補の本田久美子氏を応援してくださいませ…
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