言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

連載:②自民党支持者の自覚と認識を問う。

2016-03-24 23:01:14 | 言いたいことは何だ
連載:②自民党支持者の自覚と認識を問う。
参院選で自民党が勝ったら、こうなるだろうというお話
 
「アベノミクス選挙」で勝利後の、秘密法・戦争法・盗聴法・共謀罪・国民管理番号など、民主主義から全体主義への暴走。
そしていま
参院選の勝利=緊急事態法の強行採決=独裁への切り札の提供
という図式が100%明白になった
 
「アベノミクス選挙」と謳い、選挙後はアベノミクスの「ア」の字も口にせず、戦争法に血眼になった安倍首相。それどころか、アベノミクスの大失敗をさえ認めようとしない。大手メディアが明白な失敗と判る統計や数字を報道しないからである。
もはや、NHK・読売を筆頭とする大手日本メディアはジャーナリズム精神も、真実の報道も、権力に対する批判能力も、完全に喪失してしまっていると言いきれる。
 
今年の参院選は安倍政権の3年間の総括でもある。
つまり、3年間の政治や政策で出した「結果」と「出せなかった結果」が焦点となるべきでもある。
あるいは、アベノミクスの総括でもあり、国会を軽視し、国民を無視し、憲法までも蹂躙してきた政府に対する国民の意志表示の時でもある。
今や「自由民主党」という「党名」そのものが「大嘘」なのである。
 
この機会を逃したら、国民が政権に対する意志表示を永遠に閉ざされるという危惧さえ抱いている。
これは、「もし自民党が勝ったら・・・」という前提における未来を、自民党の支持者、あるいは自民党に投票する国民が一体どれだけ知っているのだろうか、あるいは想像出来ているのかと言う危惧でもある。
 
判り易くする為に、自民党に投票するという事はどういう事かを確認しよう。
安倍政権発足以来、自民党は完全に変質してしまった。
今日まで自民党を支持してきた多くの人が知っている自民党では全く無いことを、彼らはどのくらい認識しているのだろうか。
何人かのNHKを見、読売新聞を取り、賃金の低さに文句を言いながら、日々享楽を求めて過ごしている人々の政治認識が余りにもお粗末ということである。
それゆえに「国民の感覚的な共産党アレルギーさえ引き出せば選挙に勝てる」などと、完全に安倍政権に舐められているのだろう。
 
いまや、民主主義政党は「共産党」であり、全体主義政党が「自民党」と言っても過言ではない。しかし、それを説明したとしても理解する能力が全く無い。
「なるほでな~、でもな・・・」という返事が返ってくるのが落ちである。
それもその筈。今日まで、まともな情報は与えられて来なかったのだから。
 
では、本題の説明を聴いてほしい。
自民党に投票するという事は、以下の事に賛成するという事である。
 
① アベノミクスの継続によって更に経済が疲弊しても容認する。
② 実質賃金が低下し続けても容認する。
③ 正規雇用が減り続け、非正規が増えるだけでなく外国人労働者並みになって行く事に甘んじる。
④ 資本の一極集中によって貧富価格差が北朝鮮や中国並みに進化する事を厭わない。
⑤ 自分がアメリカが世界で起こす戦争で死ぬ事をよしとする。
⑥ 全体主義化と軍国化が推進され、自分の子供や孫たちが国家への忠誠を求められ、それに甘んじさせる社会(法律)を容認する。
⑦ どんどん増え続ける原発の使用済み核燃料の始末は、自分の子供や孫たちの少子化社会に丸投げする。
⑧ 政治悪のみならず、法に触れない限り何(どんな悪事)をやってもいいという社会に賛成する。
⑨ 国民の知る権利、個人の権利、言論の自由、集会の自由、そういった戦後の民主主義社会に国民に与えられていたものは、全て安倍政権(国家)に返上する。
⑩ 盗聴法、共謀罪、などを通じ、密告政治(暗黒社会)への道を求める。
⑪ 緊急事態法が強行採決され、安倍晋三首相(安倍内閣)が内閣の一存で開戦・立法が可能になり、国民の生命財産を差し押さえることが出来るようになっても良い。
⑫ 安倍首相のように祖父が戦争に行かされた時代の再現を望む。(安倍家は政治家だったが国民は戦争に行かされて死んだという違いだけ。)
 
書き始めるとキリが無い。
が、自民党に投票すれば、ほぼ確実に見えてくる日本の未来像と言えるだろう。
それは、国会での議事録さえ存在しない戦争法の強行採決の姿を見れば一目瞭然の、数さえ揃えば、まるで全権委任を勝ち取ったが如くに強権行使をやる政党であるという事が誰の目にも明白だろう。
もちろん、権力維持の為には意図的に緊急事態を演出することだって可能だ。
この時点で、日本は戦前どころか「北朝鮮並みの美しい国」に戻る。
 
「美しい国日本」「日本を取り戻す」「この道しか無い」
安倍首相が一切国民に説明をして来なかった「どんな日本が美しいのか」「どんな日本を取り戻したいのか」「この道しか無いと言った道はどんな道なのか」
それらの過去の言葉が、いま現実に国民の身に災いとなって降り掛かっていると言っても過言ではないだろう。
 
それでもあなたは、自民党に投票ですか?
 
 
イメージ
 
もちろん
アメリカは民主主義国家のプライドに賭けても許さないだろう
そうなると
日本は国際社会から孤立して行く可能性が大だろう
もう
安倍首相という人間を信頼する大国のリーダーは誰も居ない
国民はとことん権力の犠牲になるだけであろう
 
 
 
<連載③予定>
 子供や孫たちが可愛いと言い、この子たちの未来が案じられる、と言いながら自民党に投票する日本人の不思議。
彼らが自己弁護に用意している「言い訳」とは何か?
 
 
 

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