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小沢「有罪」裏取引:模型飛機さんからの転載記事です。

2012-03-04 06:50:20 | 言いたいことは何だ
小沢「有罪」裏取引
(日刊ゲンダイ2012/3/3)

どこまで検察は腐ってるのか!

検察の組織的犯罪が決定的となった。小沢元代表を強制起訴に導いた「虚偽報告書」が、東京地検の手で1年間も放置されていた。とうに不正を把握していながら、小沢弁護団が公判で指摘するまで、シラを切り通すつもりだった腐った隠蔽体質。フザケたことに検察サイドは、今回のデタラメすら「小沢有罪」に向けた裏取引に利用しようと企んでいる。

◆突然発覚した「虚偽」報告書隠蔽の実態

東京地検が捜査報告書の虚偽記載に気づいたのは、昨年1月上旬。きっかけは、石川知裕衆院議員(38)ら小沢の元秘書3人の弁護側が、例の石川録音テープの中身を証拠開示したこと。10年5月に元特捜部の田代政弘検事(45=現・新潟地検)による再聴取のやりとりがバッチリ記録されており、田代検事が作成した報告書と比べれば、内容が食い違うことは一発で分かる。

問題は、東京地検が不正を把握した時期だ。大阪地検特捜部の証拠改ざん事件を受け、最高検が再発防止策を発表した直後だった。改ざん事件を機に設立された「検察の在り方検討会議」のメンバーで、元検事の郷原信郎弁護士は「我々が検察再生の議論を重ねる中、東京地検は組織防衛のために偽造報告書を隠蔽したとしか思えません」と、こう憤慨する。

「田代検事個人の不正なら、東京地検も即座に処罰できた。ところが、いまだに田代検事を処罰せず、組織に抱えたままです。この事実こそ、今回の不正が組織ぐるみだったことを物語っています。田代検事の上司など複数の幹部が不正に加担した“組織犯罪”だから、発覚を恐れた。当時、明るみに出れば、東京地検は特捜部解体まで追い込まれたでしょう。隠蔽は、そのためです」

市民団体から「虚偽有印公文書作成容疑」での刑事告発を受け、東京地検はアリバイ的に田代検事の聴取を重ねてきた。しかし、組織的隠蔽の露呈により、田代逮捕で一件落着を図る可能性が高まっている。上司だった特捜部の吉田正喜副部長や佐久間達哉部長(いずれも当時)らも無傷では済まないだろう。
常識で考えれば、これで小沢はまた一歩、「無罪」に近づいたようにみえる。だが、検察組織は非常識。小沢周辺も警戒を強めているという。
「この国の検察と裁判所は表裏一体です。検事の一斉処分となれば“これだけ詰め腹を切らせた以上、もう恥をかかせるな”と暗黙の了解で、裁判所への無言の圧力になる。虚偽報告書の隠蔽発覚は、読売新聞が2日付1面でスクープしたもの。記事は複数の検察幹部によるリーク情報を基に書かれていました。『小沢無罪』説が強まる中、検察がわざわざ身内の不祥事をさらけ出すのは異例だし、不気味です」(民主党関係者)
肉を切らせて骨を断つような「小沢有罪」に向けた裏取引――前出の郷原氏は「ここで徹底的にウミを出さないと、検察組織は再生できない」と言ったが、検察は懲りていない。注目の判決は来月26日前後とされる。検察の重圧に屈せず、東京地裁は常識的な判断を下せるのか。大善文男裁判長の胆力が問われる。

 
                 (mokeihikiさんの許可を得て転載しました。)


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3 コメント

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Unknown (SUM)
2012-03-04 07:16:00
リークでも何でも、マスコミに踊らされないようにしなければなりませんが。
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Unknown (琵琶)
2012-03-04 07:12:00
私は、小沢氏が、有罪か、無罪かは、検察内部の暗闘か、検察と裁判所の駆け引きか、等々によって決まるのではなく、支配勢力によて、小沢氏が利用価値があるかないかによって決まると思っています。小沢氏は、日米の支配層にとって。煙たい存在ではありますが、ここにきて、体制を救えるのは小沢氏以外に考えられない状況になってきています。
上記の虚偽記載を読売ガリークしたのも、小沢氏を利用しようとの魂胆です。
同氏が有罪か、無罪かは、来月26日前後とみられる判決ぎりぎりまで、揺れ動くでしょう!
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Unknown (SUM)
2012-03-04 07:08:00
虚偽の真実などあっていいのか。こんなことでは政府がやろうとしてることすべてにわたって虚偽で、国民は騙されているとなるのか。
もっとも、「フクイチ」の問題ではまだまだ隠蔽されてることがあるようだから、これが明らかになるのは何年かかるかな。
いずれにしても、司法関係までも虚偽で隠蔽されるなら、国民は何も信じなくなる。それこそ法律そのものが虚偽と思われてしまいかねない。
法律に詳しい方々なら、日本国憲法第99条はご存じだと思います。
第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う。
これに照らして考えてみたい。
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