TPP交渉不参加こそ国益 影響試算の公表を 自民の撤回を求める会 (2012年12月29日)
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http://www.agrinews.co.jp/uploads/fckeditor/2012/12/29/uid000354_20121229144152bacfca74.jpg 自民党の議員連盟「TPP参加の即時撤回を求める会」(森山?会長)は28日、衆院選後初の会合を開いた。出席した議員からは「参加のメリットが分からない」など、交渉に参加しないことこそが国益とする意見が続出。国民的な議論を深めるため、日本が仮に環太平洋連携協定(TPP)に参加した場合に農林水産業に与える新たな影響試算の公表を求めた。
交渉不参加論の口火を切ったのは衆院選で復帰を果たした西川公也氏(栃木)。「関税自主権があって当然だ。なぜ農業をいじめるような話をするのか」と指摘した。
西田昌司氏(参・京都)も「何がメリットなのか見えない」と、交渉参加は国益にならないとの考えを強調。城内実氏(衆・静岡)も「TPPでアジアの成長を具体的にどう取り込むのか」と疑問を提起した。
こうした意見に外務省の担当者が、関税撤廃による輸出競争力の向上や雇用拡大などのメリットを説明したが、出席議員から「それは一般論だ」として一蹴された。
日本がTPPに参加した場合の新たな影響試算については、内閣官房や農水省などが調整し作成する考えを示した。
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http://www.agrinews.co.jp/uploads/fckeditor/2012/12/29/uid000354_20121229144152bacfca74.jpg 自民党の議員連盟「TPP参加の即時撤回を求める会」(森山?会長)は28日、衆院選後初の会合を開いた。出席した議員からは「参加のメリットが分からない」など、交渉に参加しないことこそが国益とする意見が続出。国民的な議論を深めるため、日本が仮に環太平洋連携協定(TPP)に参加した場合に農林水産業に与える新たな影響試算の公表を求めた。
交渉不参加論の口火を切ったのは衆院選で復帰を果たした西川公也氏(栃木)。「関税自主権があって当然だ。なぜ農業をいじめるような話をするのか」と指摘した。
西田昌司氏(参・京都)も「何がメリットなのか見えない」と、交渉参加は国益にならないとの考えを強調。城内実氏(衆・静岡)も「TPPでアジアの成長を具体的にどう取り込むのか」と疑問を提起した。
こうした意見に外務省の担当者が、関税撤廃による輸出競争力の向上や雇用拡大などのメリットを説明したが、出席議員から「それは一般論だ」として一蹴された。
日本がTPPに参加した場合の新たな影響試算については、内閣官房や農水省などが調整し作成する考えを示した。